15.機械金属部会西岡勝樹部会長5.DepartamentodeMetalmecânicaPresidente:KatsukiNishioka業種別部会長シンポジューム機械金属部会「2008年の回顧と2009年の展望」2009年2月17日業種・分野別分類1.鉄鋼(鋼板)6.鋳造機械2.電力・大型プロジェクト7.各種工具/精密機器3.プラント8.軸受4.建設機械9.潤滑油5.産業用圧縮機(10.農業機械)(11.電動工具)1.鉄鋼(鋼板)2008年の回顧2009年の展望快晴のち雷雨雷雨のちくもり概況国内市場:10月迄好調維持前年比+8%11月以降急激に落ちた。11月▲25%、12月▲35%通年横ばい+0.2%好調だった自動車、全産業分野の失速輸出:10月まで国内好調輸出減輸入:10月までの国内供給不足+59.5%概況国内市場:金融危機による実需減、在庫調整、買い控えのため1Q▲45%大幅減と予想回復は在庫調整終わる2Q以降輸出:国内減の穴埋で輸出図るが世界レベルで低迷輸入:国内需要減レアル切り下げ大幅減2.電力及び大型プロジェクト2008年の回顧2009年の展望晴れのちくもりくもりのち薄日概況前半引き合い、話題も多かった。Petrobras案件受注、HRSG受注各社好調に推移後半金融危機影響、新規投資見合せなど影響が出た。変電関連会社買収事業拡大概況Petrobras新5ヵ年計画の投資に期待高速鉄道(新幹線)プロジェクトに期待省エネ、環境、発電ビジネスに期待製鉄所向け経営者の判断は前向き後半の回復に期待3.プラント(紙パルプ・石油化学・エタノール等)2008年の回顧2009年の展望晴れのちくもりくもりのち薄日概況紙パルプ業界前半好調後半金融危機の影響世界的に紙パルプ需要落ち込み石油化学業界影響は小さいが投資に慎重になっている鉄鋼・非鉄業界金融危機の影響減産、計画見直しエタノール業界原油価格との差縮まり需要減概況紙パルプ業界金融危機影響がいつまで?石油化学業界ペトロブラスの投資計画に期待鉄鋼・非鉄業界影響はいつまで?エタノール業界新規期待できず、メンテBizに期待4.建設機械2008年の回顧2009年の展望快晴のち雷雨雨のちくもり概況総需要台数2008年好調維持2008年3Qをピークに下降傾向前半はブラジル経済の好調反映生産台数推移2008年前半好調維持後半欧米向け輸出はブラジル市場より早く下降、下降幅も大きい概況総需要台数2009年前年比57%のレベルまで落ちる見込み生産台数2009年前年比53%のレベル操業体制の見直し、人員の適正化5.産業用圧縮機2008年の回顧2009年の展望晴れのち雨くもり概況前半総体的に好調維持2008年年間売上は一昨年のレベル10月以降の落ち込みが大きかった新規投資減少している中でのサービス・パーツ販売、設備改造案件は継続概況ペトロブラス関連計画の変更は聞こえてきていない豚・鶏肉関連ロシア・中国向け再開投資継続牛肉関連牛の数少ない、安価な鳥にシフトオレンジ関連生ジュース先進国上昇増設計画乳業関連他業界ほど深刻な話は少ない模様6.鋳造機械2008年の回顧2009年の展望晴のち雷雨雨のちくもり概況2008年9月まで機械需要50%~70%の伸び金融危機後大幅減10月~12月前年同期比80%以上の下落概況2009年3月までは機械投資静観の構え市場の回復は自動車産業、部品産業、製鉄・鉄鋼、インフラ産業の回復しだい2009年全体前年比▲40%予想7.各種工具/精密機器(切削工具、耐磨工具、他)2008年の回顧2009年の展望晴のち雨くもり概況切削工具10月まで好調な経済に支えられ販売実績好調利益も過去最高11月以降販売▲7%~▲10%のダウンレアル安輸入コストアップ耐磨耗工具好調前年度並み鉱山工具前年比60%アップ精密機械工具10月まで良好概況切削工具現状は様子見の状態計画2007年ベース予想販売2008年並み目標設備投資は据置き、経費節減耐磨耗工具鉄鋼業界の状況期待薄鉱山工具鉱山の減産需要は減る精密機械工具逆風が予想レアル下落輸入コスト大8.軸受2008年の回顧2009年の展望晴のち雷雨雨のちくもり概況9月まで軸受需要は強かった10月の金融危機以降軸受需要大幅に縮小需要先の自動車、2輪車、電機、家電鉄鋼、鉱山、製紙パルプ、エタノールほとんどすべてが生産調整軸受業界も一斉に生産調整概況2009年前半需要先製造業も改善の見通しない1998年来の不況の年か2009年後半流通過程での過剰在庫の解消生産の回復を期待伯政府の景気回復策の効果に期待9.潤滑油2008年の回顧2009年の展望くもりのち雨雨概況2008年好況の継続により好調に推移11月以降金融危機の影響販売低下1年間で見れば金融危機はあったが、販売昨年並み原料高の影響減収概況金融危機の影響がどの程度か?カーニバル後の3月まで様子見が続く販売数量前年80%程度を予想大幅減収になると予測機械金属部会全体2008年の回顧2009年の展望晴れのちくもり雨のち薄日概況2008年9月の金融危機まで全体として好調を継続金融危機以降自動車、2輪車、鉄鋼、家電等の落ち込みの影響が甚大インフラ分野ペトロブラスの強気な投資計画もあり、少しは救い2009年ブラジルをはじめ、世界各国の金融政策に期待期待(願望)を込めて太陽が顔を出してもらうことを期待