1旅游日语教程前言自1964年日本政府宣布本国公民海外旅游自由化之后,日本的出境旅游市场得到了快速发展,1965年为40万人次,1972年达到了100万人次,1990年突破了1000万人次,2002年为1652.23万人次。2003年虽然受“非典”影响,日本出境游客下降了19.5%,但仍达到1329.7万人次。作为亚洲第三大出境客源国,日本的出境游客市场有以下特点:1.从目的地看,2003年日本出境游客前往的国家和地区,人数排在第一的是美国362.7万人次,占总出境人数的21.95%;第二是中国内地292.56万人次,占17.71%;第三是韩国232.08万人次,占14.05%;第四是中国香港139.50万人次,占8.44%;第五是泰国123.94万人次,占7.05%。2.从性别看,2003年日本出境游客中,男性占57.44%,女性占42.56%,男性比女性高出14.88个百分点。3.从年龄看,男性25~59岁年龄段约占男性出游人数的81.44%;女性20~34岁年龄段约占女性出游总人数的42.27%。4.从花费看,2002年日本出境游客的国际花费支出总额为267亿美元,列世界主要出境客源国的第4位,人均花费2007.97美元。日本连续20多年稳居我国入境游客人次的第一把交椅。针对国内旅游市场对日语导游的需求,结合高职高专院校的教学方针,针对本专业的特点,开拓新的就业门路,特开设本教程。诚然,要想成为一名合格的导游,需要经过系统的培训和全面的学习。因此,通过本教程的学习,意在初步掌握基本的导游知识和日语导游的技巧与会话。(序)観光についてわが国に対外開放の政策が実施されて以来、広東省の観光業も急速な発展をなし遂(と)げてきて、既に全国で観光業最も発達している省の一つとなった。最近のことを言えば、利用客からの要求が厳しくなりつつある一方であるのに、提供されるサービスが僅(わず)かながら、ぞんざいになったところも2あって、わが国、広東省、広州市の観光に随分悪い影響を与えてきた。問題がここにある。わが国の観光事業の発展を促進するには、まずガイドの育成を速めなければならない。第一章案内理論第一節ガイドという仕事の特徴一、ガイドの意味ガイドという業務は、旅行者のため、観光活動のなかに案内、説明、また、生活サービスを提供するものである。観光事業において不可欠の部分となっている。导游是旅游业的灵魂,是旅行社的支柱。在实际接待工作中,导游是关键人物。二、ガイドの基本素質1、現地ガイドにしても、スルー·ガイドにしても、いずれもスケジュール通りに、利用客の要求に応じて案内してさしあげ、大満足して帰ってもらうことに気を使わなければならない。2、体が丈夫でなければ、その仕事が担当できない。3、ガイドに対する知識上の要求が非常に広範囲だということである。旅行業界で「ガイドは万金油なり」と言い方もある。4、強い忍耐(にんたい)力と根気(こんき耐性、毅力、精力)が必要である。「お客さんは王様だ」からだ。以上のように、からだが丈夫であること、知識が豊富(ほうふ)であること、それに、忍耐強い心の持ち主であることがガイドになる必要不可欠なものである。三、ガイドという仕事の特徴ガイドという業務は観光事業において不可欠の部分どなっている。ガイド業務がなかったら、観光事業も存在しなかったと言っても過言(かごん)ではない。世界各国ではいろいろな美しい言葉でガイド業務とガイドを形容している。ガイド業務は観光事業の「肝心(かんじん最重要、最要紧、首要、关键)な要(重点)」であり、「代表的な業務」と言われ、ガイドは「国家の代表」、3「民間最高の大使」、「非政府大使」などとも言われている。日本観光協会から出版された「添乗員業務教本」と言う本に「ガイド業務は観光事業業務中のもっとも肝心な業務と言っても過言ではない。なぜかというと、旅行に対する評価は常にガイドによって決まるものだから。」と書いてある。また、「観光業入門」と言う本には「どんな業務にも代表的な業務がある。観光業務代表的業務はガイド業務なのである。」と述べられている。だから、ガイドという仕事は一番特色(とくしょく)のあるしごとであり、一番難しい仕事でもある。ガイド業務の内容はサービスであり、サービス業に属する。しかし、ガイドは自分自身の特徴がある。他の一般のサービス業は主に労働的サービス業で、ガイドは知識的サービス業に属していると言える。ガイドとして、たくさんの知識、能力を身につけなければならない。たとえば、歴史、社会、文化、地理、心理、考古(こうこ)などを勉強しないと良いガイドになれない。ガイドの仕事は次のような特徴がある。1、仕事の量が多いガイドは同時にたくさんのことをやらなければならない。(1)言葉の通訳外国観光客はほとんど中国語の分からない人であるから、ガイドは言葉の通訳で、お客の便宜(べんぎ便利、方便、权宜【便宜をはかる】谋求方便)をはかり、また、お客とその土地の人交流を深めることもできる。(2)観光地の案内これはガイドとしての一番肝心なところである。外国の観光客が中国に来る目的はその土地の異国風情を楽しみ、名勝旧跡を見ることなのである。だから、ガイドとして、自分の知っていることをゆっくり、詳しく、また上手にお客に案内しなければならない。(3)生活面のサービス外国の観光客が中国に滞在する間に、ガイドとして、その生活面こと、たとえば、食、住、交通、観光などの面で、行き届いたサービスを提供しなければならない。誠心誠意やればお客の信頼が得られると思う。(4)わが国の政策の宣伝4いつでも自分が中国人であることを忘れてはいけない。外国の観光客は中国に来て、中国の現状、政策、中国人の生活などいろいろな面に特に興味があると考えられる。その時には適正に、自然にわが国の政策を宣伝すれば良いと思う。(5)観光客の国の理解観光客にわが国の政治、国情、経済、文化、科学、芸術などの理解はガイドの重要な仕事の一つでもある。これもやはりお互いの理解を深めるためである。(6)観光客の安全旅行中に、観光客の安全を守るのもガイドの重要な仕事である。盗難事件が起こらないように繰り返し自分の貴重品(きちょうひん)に気をつけるようにと強調しなければならない。(7)座談会(ざだんかい)のレポーター(报告人、汇报人)観光客が旅行中に、特に工場、学校、農村なだのところを訪問したあと、ガイドにたくさんの質問をすることがある。そんなときは、みんなが関心をもっていることについて座談会をひらいて、ガイドがレポーターになれば良いと思う。2、独立性が強い(相対独立)ガイドは常に一人で一つの団体の案内を担当している。観光客が満足するかどうかガイドよってきまるである。だから、ガイドとして、豊富(ほうふ)な知識、流暢な言葉、熟練したガイド技能、健康な体と突発事件に対応する能力などを具(そな)えていなければならない。3、仕事の難度が高い国が違えば、人々の考え方も違う。その違いによって起こったトラブルも少なくない。そのトラブルを解決するのは結構難しい。またガイドがサービス業だから観光客がガイド命令的な口調ではなしたり、見下げる(轻视。蔑视。瞧不起)ようなことを言ったりする人もいるかもしれない。その時は、ガイドとしての自覚(じかく)を持ち、誠心誠意のサービスでそのお客と接しなければならない。5また、通訳ガイドは常に即席(そくせき)通訳の仕事がある。特に参考資料がなく、内容が難しく、スピードが速いときになると、かなり難しいとおもう。順調にその仕事ができるためいには、普段の勉強がとても重要である。4、同じ仕事の繰り返しと体の消耗(しょうもう)ガイドの仕事は酒食遊楽にふけっていて、とても楽な仕事だと人々に思われているが、実はそうではない。ガイドは同じ仕事の繰り返してやっていると言って過言ではない。週に何回も同じ所を案内し、同じ料理を食べ、それに、歩きながら、あるいは食べながら人に説明しなければならない。それは容易なことではない。しかし、ガイドにとってはもう何百回目のことかもしれないが、観光客にとってはこの一生で唯一(ゆいいつ)のことかもしれない。だから、こころを込めたサービスがとても重要だ。また、ガイドが観光客を案内する時は歩かなければならない。体力の消耗が大変大きい。だから、健康な身体を保(たも)つこともやはり重要だ。四、ガイドの種類とガイドの資格1、ガイドの種類(1)中国では、ガイドが三種類に分けられている。即ち外国語ガイド、方言ガイド、標準語ガイドである。特に、外国語ガイド即ち通訳ガイドはほとんど外国語大学あるいは大学の外国語専攻の卒業生で、中国を訪ねれた外国人を案内するものだ。(2)仕事の内容によって、ガイドの仕事は二種類に分けられている。全線ガイド(スルーガイド)と現地ガイド(ローカルガイド)である。全線ガイドは観光客が中国に滞在する間の衣、食事、住、交通、観光、買い物などの手配と案内を担当するものである。前者と後者とは分業協力関係となっている。原則として、観光客がその都市に滞在する間には現地ガイドが主に責任を持っていろいろやるが、全般なことになると、全線ガイドのほうがやるのである。2、ガイドの資格中国のガイドとして働くにはガイド資格が必要となる。その資格を取るには、国家ガイド資格試験を受けなければならない。1989年から年に一回全国ガイド資格試験を行うようになった。試験科目は筆記試験と口述(こうじゅ6つ)試験がある。筆記試験の科目は方針政策、ガイド業務、ガイド知識、地方知識と外国語能力試験(標準語ガイドなら中国語試験)などがある。口述試験は外国語(標準語ガイドなら中国語)で、観光地の案内をし、質問に答えるものだ。この試験に合格したら、直接に国家旅遊局に直属旅遊局から免許がもらえ、ガイド資格を持つようになる。ガイドには専業ガイドと兼業(けんぎょう)ガイドがある。3、中日のガイド業務の違い日本では、ガイドが二種類に分けられている。バスガイドと通訳ガイドである。バスガイドは観光バス会社に属するガイドで、観光バスなら、皆バスガイドが付いている。バスガイドはバスの中案内と観光地の案内をやるだけで、食事の手配やホテルの案内はやらない。それは普通添乗員(てんじょういん)がやっている。通訳ガイドは日本を訪ねた外国人を日本の各地に案内し、外国語で説明する。通訳ガイドは外国人ツアーが日本に滞在する間に、バス中の案内、観光地の案内、食事の手配、ホテルの案内などをすべて一人で担当する。そこで、バスガイドが日本語で案内して、通訳ガイドがそれを外国語に訳す場合がある。第二節ガイドとしての条件一、ガイドの教養世界各国では、ガイドに対する要求はとても厳しい。ガイドになるには、一定の条件と教養を具えなければならない。日本のガイド専門家は優秀なガイドになるには、人柄と人格が一番重要だと言っている。ガイドとして具えなければならない基本的な条件は以下である。健康であること。身なり(打扮。装束)がこざっぱり(整洁地。干净地。利落地)していること。礼儀正しいこと。感情を込めること。微笑みをわすれないこと。7頑張り屋であること。大胆であること。根気(こんき耐力。毅力。精神)のあること。朗(ほが)らか(开朗,爽快)であること。謙虚(けんきょ)であること。具体的な条件として次のことが考えられる。1、熱心で、朗らかで、人にはとても親切熱心に自分の国ことを観光客に案内し、人に付き合いやすく、また元気で、ほがらかでなけれbならない。そうすれば、お客に安心感と楽しさを感じさせる。日本人は中国に来て、言葉も通じないし、国情や風俗習慣なども分からないし、中には何かあったらどうしようかと思う人もいるにちがいない。かなり不安ではないだろうか。ガイドとして親切にして、「ああ、こういうガイドがいてくれて、本当に助かる。」と思って、安心できると思う。2、言葉の重要さ言葉は人と人の交流手段である。それがないなら