朝日新聞検索キーワード「竹島」2005年1月1日~4月12日東京・大阪・西部・名古屋・北海道本社発行版総件数:111件通し番号:22005年01月07日朝刊政治004東京1461--------------------------------------------------------------------------------自民党、保守色を前面に乏しい無党派への浸透策運動方針案自民党は6日、05年の運動方針案を公表した。前文に「無党派層を含む支持基盤の拡大」をうたい、「党改革」を強調したが、政策面では、憲法や教育基本法の改正、靖国神社参拝の継続や領土問題への取り組み強化など「保守色」が目立つ。結党50年の節目に当たり、「立党の原点」への回帰は目立つが、新しい支持層にアピールする政策は新味に乏しい。運動方針案は18日の党大会で採択される。前文で55年の結党時の「党の政綱」を振り返り、「国民道義の確立と教育の改革」「政官界の刷新」「福祉社会の建設」など、当時掲げた目標が「今日、直面している課題とあまりにも共通している」と評価。重要政策の筆頭に憲法改正草案の策定、2番目に年内の教育基本法改正の実現を挙げた。特に憲法改正は「自主憲法制定は立党以来の党是」と強調。結党50年の11月の草案策定に向け、「国民合意の形成に真摯(しんし)に取り組む」とした。ただ、その他の政策課題については、昨年の運動方針には掲げながら、今年は盛り込まなかったテーマが目立つ。例えば、消費税について昨年は「年金の安定財源として、議論は当然、避けられない」としていたが、今年は触れていない。イラクへの自衛隊派遣にも言及はない。国民の関心の高い社会保障問題でも「早急に党派を超えて議論し、方向付けを行うことが政治の責任」として、年金一元化などに向けた協議を改めて民主党に呼びかけてはいるが、改革の具体像は示さないままだ。一方、「党改革の達成なくして党の将来はない」と危機感を訴え、選挙への候補者の公募制度の導入、政治資金の一層の透明化、NGO・NPOを含む新たな団体との交流強化、女性を対象にしたオープンカレッジの強化などを盛り込んだ。ただ、無党派層への浸透を狙ったこうした対策も手段が中心。政策提起までは踏み込めなかった。(石黒正彦)◆自民の05年運動方針案<要旨>自民党が6日、まとめた05年運動方針案の要旨は次の通り。【前文】本年は立党50年。「党改革の達成なくして、わが党の将来はない」という固い決意で取り組む。党改革の根幹は「民意の反映」と「清新な政治の確立」。小泉改革と党改革は表裏一体。教育基本法改正を本年こそ実現する。社会保障制度改革は早急に党派を超えて議論し、方向付けを行うことが政治の責任。民主党はじめ野党に協議に応じるよう呼びかける。国の礎になられた御霊(みたま)に心からの感謝と哀悼の誠をささげるため、靖国神社参拝は受け継いでいく。北朝鮮による拉致問題は、速やかに事態の改善がない場合、厳しい制裁措置の発動を政治の責任において推進する。新憲法制定を目指し、国民合意の形成に真摯(しんし)に取り組む。【重点政策】新憲法11月の草案策定に向けて国民運動を展開し、党員はじめ国民各界各層の意見をとり入れた立党50年自民党憲法草案を策定する。外交北方四島と竹島は不法占拠されたまま。政権党の威信を懸けて解決を目指す。尖閣諸島・東シナ海問題は「海洋権益」を守る見地から毅然(きぜん)とした態度を貫く。米軍再編との関連を調整し、日米安保体制がより有効に機能するよう努力する。景気対策地域の回復動向にはばらつきがあり、中小企業の状況は厳しい。景気の回復軌道をより確実で広範なものにする。地方振興整備新幹線の開業効果をできる限り早期に発揮させる。郵政改革真に国民の利益に資するものでなければならない。政府との協議を開催し、その議論を通じて、党としての最終的な判断を行う。総件数:111件通し番号:22005年01月07日朝刊政治004東京1461--------------------------------------------------------------------------------自民党、保守色を前面に乏しい無党派への浸透策運動方針案自民党は6日、05年の運動方針案を公表した。前文に「無党派層を含む支持基盤の拡大」をうたい、「党改革」を強調したが、政策面では、憲法や教育基本法の改正、靖国神社参拝の継続や領土問題への取り組み強化など「保守色」が目立つ。結党50年の節目に当たり、「立党の原点」への回帰は目立つが、新しい支持層にアピールする政策は新味に乏しい。運動方針案は18日の党大会で採択される。前文で55年の結党時の「党の政綱」を振り返り、「国民道義の確立と教育の改革」「政官界の刷新」「福祉社会の建設」など、当時掲げた目標が「今日、直面している課題とあまりにも共通している」と評価。重要政策の筆頭に憲法改正草案の策定、2番目に年内の教育基本法改正の実現を挙げた。特に憲法改正は「自主憲法制定は立党以来の党是」と強調。結党50年の11月の草案策定に向け、「国民合意の形成に真摯(しんし)に取り組む」とした。ただ、その他の政策課題については、昨年の運動方針には掲げながら、今年は盛り込まなかったテーマが目立つ。例えば、消費税について昨年は「年金の安定財源として、議論は当然、避けられない」としていたが、今年は触れていない。イラクへの自衛隊派遣にも言及はない。国民の関心の高い社会保障問題でも「早急に党派を超えて議論し、方向付けを行うことが政治の責任」として、年金一元化などに向けた協議を改めて民主党に呼びかけてはいるが、改革の具体像は示さないままだ。一方、「党改革の達成なくして党の将来はない」と危機感を訴え、選挙への候補者の公募制度の導入、政治資金の一層の透明化、NGO・NPOを含む新たな団体との交流強化、女性を対象にしたオープンカレッジの強化などを盛り込んだ。ただ、無党派層への浸透を狙ったこうした対策も手段が中心。政策提起までは踏み込めなかった。(石黒正彦)◆自民の05年運動方針案<要旨>自民党が6日、まとめた05年運動方針案の要旨は次の通り。【前文】本年は立党50年。「党改革の達成なくして、わが党の将来はない」という固い決意で取り組む。党改革の根幹は「民意の反映」と「清新な政治の確立」。小泉改革と党改革は表裏一体。教育基本法改正を本年こそ実現する。社会保障制度改革は早急に党派を超えて議論し、方向付けを行うことが政治の責任。民主党はじめ野党に協議に応じるよう呼びかける。国の礎になられた御霊(みたま)に心からの感謝と哀悼の誠をささげるため、靖国神社参拝は受け継いでいく。北朝鮮による拉致問題は、速やかに事態の改善がない場合、厳しい制裁措置の発動を政治の責任において推進する。新憲法制定を目指し、国民合意の形成に真摯(しんし)に取り組む。【重点政策】新憲法11月の草案策定に向けて国民運動を展開し、党員はじめ国民各界各層の意見をとり入れた立党50年自民党憲法草案を策定する。外交北方四島と竹島は不法占拠されたまま。政権党の威信を懸けて解決を目指す。尖閣諸島・東シナ海問題は「海洋権益」を守る見地から毅然(きぜん)とした態度を貫く。米軍再編との関連を調整し、日米安保体制がより有効に機能するよう努力する。景気対策地域の回復動向にはばらつきがあり、中小企業の状況は厳しい。景気の回復軌道をより確実で広範なものにする。地方振興整備新幹線の開業効果をできる限り早期に発揮させる。郵政改革真に国民の利益に資するものでなければならない。政府との協議を開催し、その議論を通じて、党としての最終的な判断を行う。総件数:150件通し番号:32005年01月14日朝刊1社会035大阪209--------------------------------------------------------------------------------現金着服の疑い、元局長を書類送検東大阪の特定郵便局【大阪】郵便局の現金を着服したとして、日本郵政公社大阪監査室は13日、特定局・東大阪友井郵便局(大阪府東大阪市友井2丁目)の竹島一保・元局長(59)=12月10日付で懲戒免職=を業務上横領の疑いで大阪地検に書類送検した。調べでは、竹島元局長は12月2日午前10時ごろ、局の金庫から現金自動出入機(ATM)に現金を移す際、15万円を抜き取って着服した疑い。「子供の学費などの借金の返済が苦しかった」と容疑を認めているという。総件数:150件通し番号:32005年01月14日朝刊1社会035大阪209--------------------------------------------------------------------------------現金着服の疑い、元局長を書類送検東大阪の特定郵便局【大阪】郵便局の現金を着服したとして、日本郵政公社大阪監査室は13日、特定局・東大阪友井郵便局(大阪府東大阪市友井2丁目)の竹島一保・元局長(59)=12月10日付で懲戒免職=を業務上横領の疑いで大阪地検に書類送検した。調べでは、竹島元局長は12月2日午前10時ごろ、局の金庫から現金自動出入機(ATM)に現金を移す際、15万円を抜き取って着服した疑い。「子供の学費などの借金の返済が苦しかった」と容疑を認めているという。総件数:150件通し番号:52005年01月28日朝刊西特集B017西部8942--------------------------------------------------------------------------------第18回蘭亭書道展、入賞者決まる福岡市美術館【西部】中国の書聖・王羲之の「蘭亭序」からとった「第18回蘭亭書道展」の入賞者が決まりました。色紙と短冊による全国でも珍しい公募展で、今年も4500点の出品がありました。審査の結果、最高賞の文部科学大臣奨励賞や一般公募の最高賞である中国駐福岡総領事館賞などに計1072点が入賞しました。3月6日正午から福岡市・天神の福岡国際ホールで表彰式を行います。作品は役員の分も加え3月1日から6日まで福岡市美術館で開く蘭亭書道展で展示します。なお奨励賞と無鑑査会員の作品展示は前期(1~3日)と後期(4~6日)に分けます。(名簿は50音順です)<入賞者通期展示1~6日>【文部科学大臣奨励賞】中村奇峰(北九州市八幡西区)○役員の部【蘭亭書道展大賞】今坂富士子(熊本県菊陽町)内藤明子(福岡市城南区)比嘉南牛(理事、宜野湾市)【蘭亭書道展準大賞】天辰香坡(鹿児島市)池本直代(大野城市)石川澄水(理事、福岡県水巻町)上野芳玉(理事、福岡市中央区)太田明代(福岡県三橋町)川波猗嶂(理事、筑紫野市)佐川秀陽(山口市)島本湖雲(理事、福岡県糸田町)谷口辰子(理事、福岡市中央区)中村菁華(理事、防府市)西川孝子(熊本市)藤本世紀子(宇城市)松下朋玉(理事、北九州市八幡西区)宮本香舟(宮崎市)李麗加(理事、下関市)【王羲之大賞】東敬子(大分市)池田宏子(唐津市)大串曲汀(鹿島市)日下部華舟(福津市)柴田ヒサコ(唐津市)藤本楊谷(下関市)三宅梅笄(福岡県田主丸町)【王羲之準大賞】厚地治子(福岡県篠栗町)石嶋清香(上天草市)出雲令子(伊万里市)井上麗霞(福岡県香春町)今村伸隆(鹿児島県隼人町)今村房子(久留米市)岩永翠悦(北九州市若松区)岩永宗仙(長崎県小浜町)上野恵子(福岡県田主丸町)漆原暁子(佐賀市)大字初枝(福岡市博多区)大庭秀苑(福岡市西区)岡部黄華(中間市)金子京聖(大野城市)國武蘭玉(福岡県水巻町)酒井雅子(長崎県佐々町)坂本吟秋(熊本市)佐竹幸子(田川市)讃井翠琴(福岡県川崎町)島松まつ枝(佐賀市)高橋景佳(福岡県桂川町)瀧尾典子(福岡市中央区)田阪扇堂(下関市)田中郁子(福岡県三橋町)中富清子(久留米市)中西和子(宗像市)中西香榮(福岡市博多区)長久紋