中国の伝統的な祝日春節(しゅんせつ)春節の由来春節の由来には色々ありますが、一番有名なのが、大昔「年」という獰猛(どうもう)な獣(しし)がいて、毎年旧暦12月30日の夜に姿を現し、人を食べていたといいます。この獣を退治(たいじ)するため、人々は食物を供え、身を潜(ひそ)めて隠(かく)れていました。獣がそれを食べに来ると皆、赤い服を着て、松明(たいまつ)をともし、爆竹(ばくちく)をならして獣を袋叩(ふくろだたき)にしました。獣は驚いて逃げ出し、人々は大喜びしたといいます。その後、毎年この時期になるとお互いに祝福し合い、「万事如意=全てうまくいきますように」、「恭喜発財=お金持ちになれますように」と書いた紅色の「春聯=新年に門や入口の戸に貼る、おめでたい対句」を玄関に貼り出し爆竹を打ち鳴らすようになりました。旧暦12月31日:「除夕」=大晦日竈(へっつい)の神様が帰って来る日です。大晦日(おおみそか)の夜は、一家だんらんの大切な時で、一家の人たちがすべて集まって年越しのごちそうを食べます。一晩中一睡(いっすい)もせず新年を迎える人も多く、これを「守歳」と呼びます。また、提灯をつけるし、町中のあちこちで爆竹を鳴らし、花火を打ち上げ、旧正月を祝います。旧暦1月1日初一年始回りを始める。元日(がんじつ)、1月1日は奇数の重なる日なので女性は外出しないほうがいいとされます。男性は親戚や友人知人、商売上の付き合いのある人々の家を訪問し、挨拶の言葉を述べます。日期:正月十五日歴史:元宵は宋朝からの祝日です。その日は新年から第一次の満月です。人間は新年が始まるので祝います。その日には、みんな一家でいっしょに外へ出掛けます。町中は提燈がいっぱいあり、とてもにぎやかです。少女少年たちは提燈を河にお置いて流されで、願いを心にします。子供は自分で提燈を作ることもあります。元宵の夜には、みんながお寺を、町中を歩いて、謎を遊びます。いまの団子は肉団子、ゴマ団子など、いろいろな種類があります。団子は漢字通りの意味、家族で一緒にいるということです。みんなは団子を食べたら、これからの一年間が健康て幸せになります。毎年、清明前の日は寒食節です。昔、春秋時代の王様は賢者が出世してほしいでした。でも、この賢者は出世したくないから、お母さんと一緒に山に隠して住みました。王様は怒って、そして、山を焼いてしまいました。最後、王様は後悔しました。あの日は、みんなは熱いものを食べられなくて冷たいものしか食べると決めました。寒食節は色々な食べものがあります。昔、人間は生野菜とか刺身とか冷面とか食べます。でも、いまの私たちはだんだんその風俗をいきません。なぜかというと、生活の習慣が違いますから。でも、もうひとつの食べものはいまも人気があります。それは冷面です。いまの天気にはこれをたべたら、ちょうといいです。お墓参り(おはかまいり)お墓参りの紹介冬至(とうじ)から数えて105日目から三日间、地方によっては「寒食节(かんしょくせつ)」とも言います。そのころのなると、野山も緑に包まれて、明るさを増すので、家の入り口に青柳(あおやなぎ)を挿(さ)し、人々は先祖のお墓参りをします。その日になると、冷や饭(ひやめし)を食べる習慣があります。「清明节」のことを俗に「踏青日(とうせいじつ)」とも呼ばれ、郊外へ游びに行きます。清明(せいめい)杜牧(とほく)清明の時節(じせつ)雨紛々(ふんぷん)路上(ろじょう)の行人(こうじん)魂(こん)を断(た)たんと欲(ほつ)す借問(しゃもん)す酒家(しゃけ)は何处(いずわのところ)に有る牧童(ぼくとう)遥かに指(ゆびさ)す杏花村(きょうかのむら)端午節(ドラゴンボートフェスティバル)端午節は旧暦の毎年の五月五日です。また、「端陽節、午日節、五月節、端午」などと称されます。最初は、夏に疫病(えきびょう)を追い払う祝日でしたが、今は、その日に自殺した詩人の屈原を記念するために「端午節」になっています。端午節の活動ドラゴンボートレースジュウブを引っ掛ける端午節の活動端午節の食べ物角子雄黄酒粽(ちまき)七夕(たなばた)七夕の由来中国の伝説によると、大昔、牽牛(けんぎゅう)とベガは毎年7月7日にカササギの橋を満たすことが許されるそうです。そして、この愛の物語を例として、毎年の7月7日は「七夕」となっています。七夕の活動乞巧奠(きこうでん)(伝統的)「乞巧奠」は、中国の行事で7月7日にベガにあやかってはた織りや裁縫(さいほう)が上達するようにとお祈りをする風習から生まれ、やがて芸事や書道などの上達も願うようになりました。七夕の活動愛の物語を話すラブレターを送る中秋節(ちゅうしゅうせつ)中秋節の紹介中秋節は中国で二大目の伝統的なお祭りです。2000年前の周の天子が月を祭ったのが始まりで、唐から民間に広がり、宋に「月饼」(げっぺい)が流行したそうです。中国の「月饼」は約150種があります。仲秋节のお酒は「桂花酒(けいかしゅ)」(もくせいのさけ)です。中秋節の紹介仲秋の名月、8月15日の夜は庭に果物や月饼(げっぺい)を盛ったテーブルを据(す)え、これを食べながら月見をして、一家円満と長寿、そして作物の農作を祈ります。仲秋节のお酒は「桂花酒(けいかしゅ)」(もくせいのさけ)りです。重陽節重陽節は旧暦の毎年の九月九日です。また、「老人節」と呼ばれでいます。「九九」は「長寿」の意味があります。重陽節はずっと前の戦国時代から形成されていて、唐代になって、正式的に民族祭と指定されていました。そして、今、それも続いています。重陽節の活動観菊(かんぎく)登高(とうこう)重陽節の食べ物登高できる場所がない場合、もちを食べると、登高の意味もあります。昔の詩人はお酒を飲みながら菊を称賛する詩を作りました。それで、今の人々は重陽節になって、菊の酒を飲みます。毎年、十二月の八日です。腊八は古代からの祝日です。この日はみんな動物を捉えて、祖先を祭ります。同時に、来年の喜びを祝います。でも、ある伝説によると、腊八は仏教と関係があります。この日は仏祖を記念するための宗教の祝日です。腊八粥はいまの八宝粥と同じです。八つの材料を使います。ナツメの実と唐アズキとトウモロコシなどです。とてもおいしいです。