III.作文(25点)46.次の指示にしたがって、450~500字の作文を書きなさい。現代社会が「コンピューター社会」と呼ばれるほどである。コンピューターのおかげで、われわれの仕事も暮らしもとても便利になっていった。でも、コンピューター社会にいるあなたは悩みがあるのではないか。あなたの感想を作文に書きなさい。コンピューター社会の悩みコンピューター社会は確かに便利だ。パソコンがあれば何でもできる。家庭内にネットワークを作って、全世界と連絡が取れて、世界中のどの国の出来事もすぐわかる。家にいながらにしてお金をもうけられるSOHO族も現れてきた。そして、暑い夏も寒い冬も、一歩も外へ出ることなく買い物ができて、まさにネットワーク社会の便利さが実感できる。ただし、便利になったとはいえ、問題も残されている。まず、いったん停電してしまうと、逆に何もできなくなる。また、コンピューターが故障しただけで交通も混乱になり、電気も水道も止まってしまう。また、コンピューターで管理されている情報は、いつ、どこで、だれに見られるかわからない。クレジットカードの暗号が盗まれて、困った経験をした人も多いだろう。コンピューターウイルスも深刻な問題だ。ウイルスはいったん感染すると、インタネットを通じて世界中に広がってしまう。考えてみれば、昔はコンピューターがなくても、みんな何の不自由もなく生活していたのだ。わたしたちはコンピューターに依存した生活を見直したほうがいいのかもしれない。III.作文(25点)46.次の指示にしたがって、450~500字の作文を書きなさい。自動車は文明の利器と呼ばれ、人類の発明の中で、もっともすばらしいものの一つであると一般に考えられていた。しかし、自動車の普及はまた人々の生き方に好ましくない影響を与えていることもいうまでもない。「自動車文明」について、あなたの考えを作文に書きなさい。自動車文明はもろは諸刃のつるぎ剣自動車の発明はまさに20世紀の物質文明をそのまま象徴するといってよいと思う。自動車を利用することによって、これまで想像できなかったようなはやいスピードで、遠くにまで移動することができるようになった。また、人力や牛馬ではとても運ぶことができないような重いものを遠くにまで運ぶことができるようになった。自動車の発明によって、人類の活動範囲は飛躍的に拡大したのである。産業革命に始まった新しい科学技術の時代を象徴するのが自動車だったのだろう。一方、自動車の普及は、思いがけない問題を引き起こすことになった。まず、毎年、交通事故による被害は他の交通手段とは全く比較にならないぐらいである。次に深刻なのは公害問題である。自動車が排出する有害な気体は人間の健康を侵し、自然を破壊する。そして、騒音や振動も日常生活に悪影響を及ぼしている。また、自動車を日常的に利用している人はどうしても運動不足となり、汚れた大気のなかにいる時間が長くなり、健康を害する危険も高まる。しかし、自動車は人間の日常生活に不可欠な存在になるため、いかに自動車のマイナス影響を最小限するのは私たちの直面している肝心な課題であろう。III.作文(25点)46.次の指示にしたがって、450~500字の作文を書きなさい。突発的災難や事件(SARS・火事・洪水・テロ事件など)に際して、われわれはどのような心理状態を保ち、具体的に個人としてどのような心構えをしていれば、その損失を最小限に抑えることができるであろうか。また、政府としてどのような措置を取るべきだと思うか。あなたの意見を述べてみなさい。防災意識と対応策今日の世界においては、平和と発展が主な潮流であるにもかかわらず、たまに突発的災難や事件が起こる可能性もある。突発的災難や事件は事前に予測できない上に、大きな被害を及ぼす場合も多いため、常に防災意識を備えている必要がある。個人として、万一の災難や事件に対して、われわれは心構えをしていなければならない。中国の古い言葉「備えあれば憂いなし」のとおり、いざという時に備えておいたら、落ち着いた気持ちで災難や事件に対応でき、その損失を最小限にすることができると思う。一方、政府として、突発的災難やさまざまな事件への対応策を事前に準備すべきである。災難やデマなどが対応できるように、十分な予算を国防安全・被害救済にまわすと同時に、国民が防災意識を形成するために、いつもいろいろな防災講座や防災訓練を行い、国民に防災意識を身につける機会を与えたほうがいいと思う。そして、緊急事態のとき、噂などを広げないため、国民に信頼できる確かな情報を速やかに伝える必要がある。災難や事件の進行状況、対応策などの情報を、テレビ・ラジオ・新聞などのメディアによって刻々に国民に知らせるべきである。III.作文(25点)46.次の指示にしたがって、450~500字の作文を書きなさい。ゴミの分類はすでに多くの国々で実施されているが、わが国ではまだ一般的に広がっていない現状にある。ゴミの分類は必要か、どのようにすればよいか。このことについて、あなたの考えを作文に書きなさい。ゴミ分類は大切だ「ゴミの如し、地獄に陥る如し」ということわざ諺がある。この諺を借りて言いたいのは、もしゴミ分類に少しも関心を持っていなければ、ある日、私たちの住んでいる地球は本当の地獄になるかもしれない。今、中国では、ゴミの処理手段といえば、やはり火で燃やすことや土に埋めることである。しかし、人口大国である中国は、飛躍的な経済成長にしたがい、毎日、都市も田舎も大量なゴミを排出しており、燃やすことや埋めることだけでは、全部処理できないのが現状である。そして、分類せずに直接に燃やしたり埋めたりすることは、環境へのマイナスの影響が大きい。燃焼処理は、排出された有毒気体が大気をひどく汚染し、埋め立て処理は、占める空間が広く、周りの土壌にも悪い影響を及ぼしている。それで、まずゴミを分類してから処理するということはとても大切であると思う。ゴミ分類を行うには、まずゴミ分類という習慣を養成することが大切だ。いつも北京テレビ局で放送されている、ある有名な喜劇俳優が演じるゴミ分類の公共広告が大好きだ。政府によってこのような宣伝を盛んに行う必要があると思う。日本のように一人一人の国民がゴミ分類を自らやれば、中国のゴミ処理はかならず順調になっていくと思う。III.作文(25点)46.次の指示にしたがって、450~500字の作文を書きなさい。日本では、「健康増進法」の施行に伴い、たばこの受動喫煙による健康被害や、喫煙者のマナーなどが話題になった。禁煙、分煙、喫煙マナーなど、たばこをめぐる諸問題について、あなたの考えを文章にまとめなさい。たばこと健康私は、禁煙以前の問題として、そもそも、たばこを吸う習慣を身につけるべきではないと考える。たばこには、中毒性があり、いったん習慣化すると、やめることが非常に困難な「百害あって一利なし」の嗜好品である。「禁煙なんて、いつでも出来るよ。私は何度も禁煙しているんだから」という冗談があるほど、禁煙は苦労するものである。生まれた時から、たばこ中毒になっている人間はいないのであるから、そもそも、たばこに手を染めなければいいのである。たばこの煙には、有毒物質が含まれており、「肺がん」になる危険性を高めるなど、喫煙者自身に及ぼす健康被害も大きい。それだけでなく、喫煙者の周囲の人々が、自分の意思とは関係なくたばこの煙を吸わされる「受動喫煙」による健康被害も深刻である。たばこを吸わないメリットは、何も健康面だけに限ったものではない。たばこを購入するお金が不要になれば、経済的にも家計にゆとりができる。たばこ一箱はわずかな金額かもしれないが、毎日、一年365日たばこを吸えば、「ちりも積もれば山となる」で、巨額のお金をたばこのために失っていることになる。III.作文(25点)46.次の指示にしたがって、450~500字の作文を書きなさい。最近、ペットを飼っている人が増えています。「ペットを吸わない人の立場」と「ペットを飼っている人の立場」の両方の意見を考えて、作文を書きなさい。ペットと人間との共存私は、動物が好きである。人によくなつく犬も好きだし、気ままな猫も好きである。しかしながら、私自身は、ペットとしてそれらの動物を飼うつもりはない。世の中には、それらの動物が好きな人ばかりとは限らないからだ。ペットを飼っている人にとっては、ペットは、家族であり、友達である。ペットがいることが気持ちの慰めとなる一人暮らしのお年寄りもいることだろう。私自身はペットを飼うつもりはないが、飼っている人たちのそのような気持ちは大事にしてあげたいと考える。一方、ペットを飼わない人の中には、動物好きではない人も多い。そのような人々にとっては、鳴き声がうるさいと思う人もいるし、動物の匂いが苦手、という人もいるかもしれない、ペットを飼うことが、いくら本人にとって必要なことであっても、周囲の人々の生活に迷惑をかけるようなことはあってはならない。大切な点は、ペットを飼いたい人は周囲の迷惑とならないように配慮しながら飼い、ペットを飼わない人は、飼う人の気持ちを思いやって温かい気持ちで見守っていくという相互理解であろう。そのような中で、ペットと人間との共存が可能となるのである。