P5一、(言語音)とは人間がコミュニケーションのために(発音器官)を使って発する音です。音声の中には、咳払いや舌打ちのようなものと「ココニイル」、「シマッタ」のようなものとがあり、前者を(非言語音)、後者を(言語音)と言っている。両者の区別は主として、(分節)されてできているか否かによる。(音声学)の研究対象は言語音である。P16二、次の条件に基づいて日本語母音を順番に並べなさい。口腔の開き(大から小へ):舌の高さ(高い位置から低い位置へ):舌面の位置(前から奥へ):P26二、タ行音(直音と拗音)は、ヘボン式ローマ字で書かれる時と訓令式で書かれる時とは、次のように違う。この二つの表記方式の違いから、言語音に関する見方の違いについて説明しなさい。タチツテトチャチュチョヘボン式:tachitsutetochachucho訓令式:tatitutetotyatyutyo四、次の音素はどんな単音を代表するか、説明しなさい。/s/:/c/:/n/:/h/:/z/:/d/:/R/:(長音)/N/:(撥音)六、「ン」の発音は、詳しく観察すると、「n・m・り」の三種類に大別することが出来る。次の語例で「ン」の発音を観察し、「n・m・り」の三種類に分けて見なさい。「本・本の・本も・本が・本へ・本さ・本は」n:m:り:P36三、次に挙げたのは日本語の音節構造のパターンである。それぞれに例を挙げなさい。1.一つの母音音素:2.一つの特殊音素:3.一子音+一母音:4.一半母音+一母音:5.一子音+一半母音+一母音:P43二、次の語のうち、ガ行音が鼻濁音に変わるものと変わらないものとがある。変わる語の番号の0印を付けなさい。1.ぎかい(議会)2.かいぎ(会議)3.ちゅうがく(中学)4.せんもんがっこう(専門学校)5.おがわ(小川)6.おげんき(お元気)7.ぐずぐず8.くにぐに(国々)9.イギリス10.サングラス11.じゅうごにん(十五人)12.じゅうごや(十五夜)P61二、次の各語に振り仮名を書きなさい。雨上がり雨水雨靴雨戸小雨春雨酒癖酒屋居酒屋針金金物金具白黒白髪白雪小遣い小僧小川花火火影何者何点胸に一物胸毛教える教わる天の下天下り稲刈り稲妻荒れ地荒波身の上上積みそよ風風上呼び声声色親船船旅爪痕爪先目上目の当たり手拍子掌木の葉梢気色気持ち人気気配三、次の各語に振り仮名を付けなさい。看板昆布辛抱田圃探訪何遍南部案配千羽軍配三宝満遍なく安否遠方寒波金粉近辺現品憲法順風進歩寸法侵犯短波転覆担保南方年報万博分泌民法綿布漫筆乱発隣邦腕白金本位産婦人科損保現判決紙袋金星桟橋本箱万引き前払い半幅P68四、次の文章を読んで、()の中の言葉で正しいと思うものに0印を付けなさい。そして、_のところに適当な言葉を書き入れなさい。東京語のアクセントについては、次のようなのとを言える。ある単語の最初の音節が高い音節であれば、次の音節は(1.高く2.低く)、最初の音節が低ければ、次の音節は必ず(1.高い2.低い)。つまり、東京語の単語はどの単語をとっても、最初の音節の高さと次の音節の高さは必ず(1.同じである2.違っている)。次に、「いいわけ」を調べ見よう。この単語を東京の人々は「いいわけ」のように発音しているが、もし「いいわけ」のように発音すると__という意味に変わってしまう。また、「ひろいもの」は__と言う意味だガ、「ひろいまの」のように発音すると__と言う意味になる。つまり,一語である「良い訳・広い物」のほうは、高い音節が連続していて、高い音節の間に低い音節は入って(1.いる2.いない)。ところが、二語である「良い訳・広い物」のほうは、高い音節と次の高い音節との間に低い音節が入って(1.いる2.いない)。即ち、東京語の単語はどんな単語をとっても、一つに単語の中に、高い音節が低い音節を中にはさんで幾つかの部分に分かれていると言うことは(1.ある2.ない)。P76三、次の広告文を読んで、後ろに問に答えなさい。NISSAN人間のやさしさをクルマに。サニーはことし30周年そう、サニーはことし30才。30年も、みんなに愛していただいた「ありがとう!」のキモチで、‘95バージョンは装備もドーンと充実しています。モチロン、まちまえの燃費も上々。室内も広い。走りだってスバラシイ。お問い合わせ:全国共通・フリーダイヤル(0120-315-232)問一、この広告文に何種類の文字が使われているか、調べなさい。問二、この広告文に何種類の符号が使われているか、調べなさい。問三、「バージョン」と言う語のなかにある横棒「一」と、電話番号の「0120-315-232」の中にある横棒「一」とはどう違うか、説明しなさい。問四、次の各種の語は片仮名で書く理由がそれぞれ違う。その理由について述べなさい。1.サニーバージョンフリーダイヤル2.ドーン(と)3.クルマキモチモチロンスバラシイP117五、次の漢字について、後の問いに答えなさい。風込菊白不楽直展掛貿化的問一、現代日本語の普通用法を観察して、次の三つに分類しなさい。(1)音と訓の両方の用法を持つもの:(2)音としての用法しかないもの:(3)訓としての用法しなないもの:問二、例を参考にして、それぞれの漢字が音・訓として使われた場合の意味の対応の仕方、音としてごを構造する機能について比較してみなさい。例1表―ヒョウ―(グラフ)―表(に記入する)・図表・年表―おもて―表面・表紙・地表―あらわす―表する(敬意を)・表現・発表例2率―ソツ―ひきいる―率先・引率・統率―(すなお)―率直・真率―(あわただしい)―軽率―リツ―(わりあい)―比率・確率・競争率六、次の1~6の文中の傍線を施した漢字の読み方を記しなさい。また、その読み方が音と訓のどちらに属するかを説明しなさい。1.ア振ったバットが空を切る。イ白球が空に舞い上がる。ウ空になった観客席。2.ア先祖代々呉服商を業とする。イ容易な業ではない。ウ業の深い人。3.ア長屋の大家さん。イ大家の令嬢。ウ書道の大家。4.ア絵画の展覧会。イ広重の浮世絵。5.ア時計を質に入れる。イ製品の質が落ちる。6.アアマゾンの奥地を探検する。イ深奥部でおきた地震。七、漢字の読み方に注意して、次の語群に振り仮名を付けなさい。悪事憎悪衣服羽衣浴衣位置位取り三位一体行為為替遺産遺言依頼帰依異動異にする一度統一一筋右派左右右手雨量時雨雨戸大雨五月雨霧雨易者安易疫病疫病神有益御利益遠近久遠鉛筆鉛色血縁因縁汚点汚す汚らしい王子親王反応応用屋外母屋音楽福音下流下水下見川下足下下げる下す化石化身化かす火災炭火火影仮定仮病河川河原夏期夏至過度過ぎる過ち図画区画会計会釈海岸海女解決解脱解く外出外道外囲い外す街頭街道街角各自各々捕獲獲物干し物干物若干気体気配意気地期間最期寄宿宿席最寄り偽物偽名不吉吉例客間主客脚本行脚九月九重宮廷神宮宮内庁宮様拠点証拠虚無虚空漁業大漁供給供養強要強情郷里近郷境界境内競争競輪競う競る八、片仮名で書かれた部分を漢字に直しなさい。(外来語を除く)1(1)先生にアって相談する(2)彼と話がアって楽しい(3)いやな目にアって悲しい2(1)先生は新しい文法書をアラワした(2)目は心をアラワす(3)富士山は美しい姿ウィアラワした3(1)転んで頭をウった(2)江戸の敵を長崎でウつ(3)ウった弾が的に当たる4(1)例をアげて説明する(2)値段をアげてから客が減った(3)凧をアげて遊ぶ