2015年日语专业四级试题大学日本語専攻生四級能力試験問題(2015)(試験時間:160分)一、聴解(1×20=20点)二、次の文の下線をつけた単語の正しい読み方や漢字を、後のA,B,C,Dから一つ選びなさい。(1×10=10点)21.この料理は手間がかかる。A、てまB、てかんC、しゅかんD、てひま22、この椅子は細かい細工がほどこされている。A、ほそこうB、ほそくC、さいこうD、さいく23、社長はきびしい口調で社員に注意した。A、こうちょうB、こちょうC、くちょうD、くうちょう24、山田さんの家は町の大通りに臨んでいる。A、りB、めC、しのD、のぞ25、日本列島に梅雨前線が停滞している。A、うめうB、ばいうC、まいうD、めいう26、風の音や虫の音におもむきを感じ、詩に表した。A、趣B、味C、興D、情27、この問題をとくのに、2時間もかかった。A、梳B溶C、解D、説28、外出の際はかぎをフロントにあずけてください。A、助B、預C、授D、擱29、私の子供時代をかえりみると、いまより自然に触れる機会が多かった。A、帰B、省C、返D、顧30、彼はほがらかな人で、いつもクラスをあかるくしてくれる。A、朗B、爽C、清D、明三、次の文の_に入れるのに最も適当な言葉を後のA,B,C,Dから一つ選びなさい。(1×15=15点)31、主要国の政策協調努力もあり、為替__はこのところ安定的に推移しています。A、市場B、売場C、相場D、立場32、褒められたり__を言われたりしたことを人間はなかなか忘れないものだ。A、利口B、無口C、悪口D、閉口33、うちの__は、ミステリー小説を創作する集まりとして、雑誌の読者欄などに紹介文を出して会員を募集しています。A、サークルB、サービスC、スピーチD、チーム34、どんな本かというと、算数の計算力を付けるために使用する学習用__を一冊にまとめたものです。A、パターンB、プランC、プリントD、ベテラン35、昼前に若い一人の男が来て、兎を__買ってくれという。A、一頭B、一羽C、一隻D、一尾36、彼は自動販売機の前に立って、「あっ、__、また財布を忘れた。」と呟んていた。A、よかったB、やったC、しめたD、しまった37今の仕事を続けたいと思っています。__今の仕事が大好きだからです。AつまりBそれなのにCなぜならばDともかく38私はしまいまで読んで、やっと彼が__回避したのだということに気が付きました。AわざとBせっかくCさいわいDあいにく39彼は試験に出かけた。__合格し、ロンドンの大きな役所で働き出した。AうれしくBおそらくCたのしくDめでたく40ドイツ語は少しも話せず、英語もきわめて__私がどんな話をしたか、全く覚えていない。AあまかったBうまかったCにがかったDまずかった41自分の生まれた土地の尊さが、彼は今の心には、__力で神秘なものとされた。A不思議なB不幸なC不自由なD不利な42この時、アメリカの企業で高まったのが日本に__という気運である。A学習しようB習おうC勉強しようD学ぼう43住民には出かける前にゴミを回収場所に出すように__ているが、これもかなり非現実的である。A言いかけB呼びかけC追いかけD引っかけ44高学年なら自分で作らせるのが理想です、低学年の場合は、お父さん、お母さんが作って__ください。AあげてBいただいてCくれてDもらって45私は、動物たちの自然の生き方の一部を見て、彼らのあまりにも美しい姿に、__。A息が詰まったB息を呑んだC目が回ったD目を覚ました四次の文の_に入れるのに最も適当なものを後のA,B,C,Dから一つ選びなさい(1×15=15点)46、食べ放題というのは、食べたい_食べていいということです。AばかりBだけCまでDしか47、卒業式に参加できない場合、3月10日_級長に連絡してくださいAからBよりCまでDまでに48、雨が降っているから、タクシー_乗っていこうか。AにさえBでさえCにでもDまでも49、机の上に置いた読み_本を母が片付けてしまった。AかけのBだしCつけのDなれの50、完成された件数はまだほんの一割程度_。AにこさないBにすぎないCをこさないDをすぎない51、この件については関係者一同改めて検討した_お返事します。A上でB上にC上はD上を52,、この地域の産学研協力は_展開をしている。AいまからにないBいままでにないCそれからにないDそれまでにない53、日本人の自我は一般に弱くて傷つきやすいと_います。AされてBさせてCしてDやって54、あの人はいつも強気で相手_態度をとっている。AになめされるBになめられるCをなめさせるDをなめる55、親の立場_学校が週休二日になることは必ずしもありがたいことではない。AからBからにはCからすればDからといって56.買う__借りる__、辞書を必ず持参すること。A.も、もB、やら、たらC、し、しD、にしろ、にしろ57、喉がひどく乾いてついつい水道の水をそのまま飲まないでは__。A.いられなかったB.いられたC.たまらなかったD.たまられた58、「ちょっと相談したいことがあるの、聞いて__?」A.もらうB、あげるC、くれるD、やる59、「今日は、いい天気ですね。__。」「ええ、ちょっとそこまで。」A.お出かけしますかB.ご出かけしますかC.お出かけですかD.ご出かけですか60、「もしもし,交流課の田中です。山田さん、いらっしゃいますか。」『あいにく席を外しておりますが、後ほど、折り返し電話をさせて__。』A.くださいますB.くれますC.あげますD.いただきます五,次の文章の()に入る最も適当な言葉を、後のA、B、C、Dから一つ選びなさい。(1×10=10点)多くの人間は、自己の全体を以てでなく,ある限られた一部分を以て,相互に関係する。(61)人間は集団に自己の全体を挙げて所属しているのでなく、ある限られた一部分を以て所属しているのであり、この一部分はその集団の機能に対応するものであった。然るに[注1]、この集団の成員である限り、同様のことはすべての人間に適用されるのであって、集団は多くの人間のそれぞれ一部分を吸収して成立するものであった。(62)、この集団の中で、ある人間が他の人間と遭遇しかつ関係する場合、両者の間の交渉は,各人の生活のうち、この集団に向けられ、かつ委ね[注2]られた部分にのみ限定せられている。ある人間は、他の人間に向かって、この部分を乗り越えた自己の全体性を示す機会を持たぬ。その全体性に潜む困難と苦悩とについて、他の人間の同情(63)助言を求める機会を持たぬ。(64)、彼は他の人間の全体性について知ることができない。その集団に向けられた部分以外は、彼にとって秘密として隠されている。このような関係は、一般に、冷たい、と称せられるものである。(65)、この冷たさは、集団の成員の間の接触が直接的でなく、即ち、相互に感覚器官の活動範囲の内部でなく、間接的に、即ち、文書を通じて、ジャーナリズムを通じて行われる場合、一層、その強度を増す(66)。この時は、客観的な言語形式に盛りこめるもののみが関係および交渉の内容となる。(67)、それはある意味において合理的なもののみに限られる。この形式に盛り込めぬもの、それは存在しないのではないが、しかし、この関係および交渉の外部に捨てられている。かくのごとく[注3]、一方では、関係の部分的性質の故に、他方では、接触の間接的性質の故に、人間の全体性は人間関係の外に放置せられる。(68)、全体性はエモーショナルな[注4]、非合理な内容を含んでいる。人間は、自分の非合理的な全体性を表現する機会と、他人の非合理的な全体性を受容する機会をともに奪われている。近代の原理から見れば、自分の非合理的な全体性を抑圧しつつ、(69)、他人の非合理的な全体性を無視しつつ、あの限られた冷たい一面においてのみ他人と関係しうる、よくこれに堪えうる強靭な人間が前提とされているに違いない。けれども、原理はとにかく現実(70)、それは万人の堪えうるところではない。[注]1然るに/そうであるのに。それなのに。2委ねる/一切を他人にまかせる。3かくのごとく/このように。4ェモーショナルな/情緒的な、感情的な。61.A.元来B.従来C.在来D.古来62.A.それだからB.それゆえにC.それよりもD.それなのに63.A.もしかしてB.それともC.それからD.あるいは64.A.これと当時にB.これと一緒にC.それと同時にD.それと一緒に65.A.ところでB.だけどC.それでもD.しかし66.A.ことになるB.わけになるC.ものになるD.はずになる67.A.結局B.所詮C.换言すればD.要するに68.A.前からB.もとよりC.元からD.そもそも69.A同じくB同時にC冷たくD無事に70.AにおけてBにおいてCにとってDについて六、読解問題問題一、次の各文章を読んで、あとの質問に答えなさい。答えはそれぞれA、B、C、D、の中から最も適当なものをひとつ選びなさい。(1×5=5点)文章目は、背中にはついていない。だから僕らは、前は見えても後ろは見えない。というのは嘘で、見ようと思えば、後ろだって見える。ふりむく必要はない。後ろを見る力のことを、想像力というのだ。後ろだけではない。普通の想像力があれば、他人の目からだって、自分を見ることができる。他人から見ると、自分はどう見えるか。それが、想像力の出発点だろう。幕が開いてから客席に入ってくる人がいる。あんな迷惑なものはない。ああいう人は、人から自分がどう見えているかが、まったく見えていないんだろう。完全な想像力欠乏症である。長い背中をやたら延ばして、ひときわ高く席に座っているのも、後ろに目がない人の典型だある。71.①他人の目からだって、自分を見ることができると同じ意味の文はどれか。A.他人は自分の前も後ろも見ることができる。B.他人から見えないものでも見ることができる。C.他人から見ると自分はどう見えるか想像できる。D..他人の見かたと自分の見かたは全然違うものである。72.②あんな迷惑なものはないとあるが、何が迷惑なのか。A.幕が開いてからふりむく人がいること。B.幕が開く前に案内係の人が入ってくること。C.幕が開く前に客席に入ってくる人がいること。D.幕が開いてから客席に入ってくる人がいること。73.後ろに目がない人はどんな人か。A.想像力のある人B.想像力のない人C.背がとても高い人D.客席の後ろに立つ人【文章2】自然の森林は、枝や葉に覆わ[注1]れて、その内部は温度変化が少なく、湿度は高く、日照の少ない森林特有の環境を作り出している。そして、その環境に適応した様々な生物群集を形成している。しかし、近年は木材需要の増大と、伐採・搬出の技術の進歩とが相まって[注2]、これまで手のつけられなかった奥地や高所の森林からも、樹木が切り出されるようになった。そのため、伐採地が豪雨[注3]に見舞われると、土石の流出が増え、森林の生態系が破壊されるばかりでなく、下流では洪水も起こりやすくなって、人間生活にも影響を及ぼすようになった。また、産業や観光のために森林の中に道路が開設されると、その周辺の日照・通風の状態や土の中の水分の保有の状態などが変化して、従来の生物群集が絶滅したり、樹木の枯死が道路の両側深くに広がったりして、森林の生態系の破壊を招くことにもなる。[注]1覆う/露出するところがないように、全体に被せてしまう。2相まって/互いに作用しあって。3豪雨/一時に多量に降る雨。74.この文は何について論じているか。A.木材需要の増大と森林保存B.人間生活と森林利用C.森林の生態系の破壊D.現在の森林の環境75.筆者が反対すると思われるものはどれか。A.森林に手をつけずに、そのままにしておくことB.森林の中に道路を開設しないようにすることC.森林の日照・通風の状態を変化させないことD.奥地や高所の森林から樹木を切り出すこと問題二、次の文章を読んで、後の問いに答えな