副専攻履修要項 副専攻副専攻制度日本語日本文学副専攻史学副専攻人間関係副専攻国際交流副専攻哲学副専攻教育学副専攻初等教育学副専攻心理学副専攻英語英文学副専攻多文化宗教共生副専攻ジェンダー学副専攻ボランティア研究副専攻172副専攻制度副専攻制度は、平成16(2004)年度から実施されたもので、2年次から所属する学科専攻を主専攻(メジャー)として学びつつ、もうひとつの専攻を副専攻(マイナー)として履修できるシステムです。本学の教育システムは、基礎課程の1年間で多様に学ぶ機会を経験し、2年次にそれぞれ学科専攻に進み、3年間の専攻課程で研究テーマを選び、深く追求するとともに広く関連科目を学修していくことをめざしています。しかし、近年の世界・社会の状況と価値観の大きな変動に対しては、関連科目を個々の学生が任意に選択して学修する従来の方法だけでは必ずしも十分に対応できないことも明らかになってきました。そこで、この関連科目をより体系的に学ぶという観点を発展させて、主専攻に加えてもうひとつの専攻を系統的に学修できるカリキュラムを副専攻制度としてまとめることで、現代社会が求めている、複眼的な視野と多面的な能力を養う機会となることが期待されています。副専攻のプランには、既存の専攻が提供する副専攻と、学科横断的に設定される副専攻との二種類があります。副専攻を履修する学生は、所属する専攻コース以外で開設される科目をより体系的に学ぶことになります。なお、副専攻の履修は卒業要件ではありません。したがって、他専攻開講科目を自由に選択して学修していく方法も保証されています。以下、副専攻の履修方法、各副専攻の定員、修了要件、標準カリキュラム等について説明します。各副専攻コースの開講科目については、『開講科目一覧』を参照してください。(1)副専攻の履修開始は、一部のコースを除き、2年次生からとなります。(2)既に他の副専攻を履修している場合、副専攻コースを途中で変更したり、新たに別の副専攻コースを履修することはできません。(3)副専攻の履修を取り止める場合、届け出が必要です。副専攻の履修を取り止める場合は、各期の履修登録最終日までに教務課に申し出て、履修中止の手続きをしてください。履修を取り止めるのは本人の自由に任されていますが、履修中止の届出をした後に履修を再開することはできません。また、新たに別の副専攻コースを履修することもできません。(4)学科専攻副専攻コースの副専攻指定科目のうち、副専攻修了要件単位に含めることができる科目は、全学共通科目総合現代教養指定領域の一部の科目と、初等教育学副専攻コースの一部の科目を除き、関連分野の単位として修得したもののみです。分野系列変更が可能な科目について、関連分野以外に分野系列を変更した場合、副専攻の修了要件単位に含めることができなくなります。また、横断的副専攻コースの副専攻指定科目のうち、自分の所属専攻が開講している科目は、専攻分野の単位となるため、原則として副専攻の修了要件単位に含めることはできません。ただし、ボランティア研究副専攻コースでは、修了要件単位のうち、専攻分野の単位を4単位まで含めることが認められています。(5)副専攻履修希望者は、後述の「登録スケジュール」に従い、副専攻ガイダンスに出席し、副専攻登録希望調査票を教務課に提出してください。定員を設定している副専攻コースでは、定員を上回る登録希望者があった場合は選抜を行って履修登録者を決定します。(6)各コースの修了要件を満たした者については、各コースを設定している学科専攻等の承認と教授会の議を経たのち、卒業時に副専攻修了証が授与されます。(8)履修中の副専攻コース名は、成績証明書(和文)・成績通知書および学生時間割表に記載されます。卒業後は、副専攻修了判定で合格の判定を得た者に限り、成績証明書(和文)に修了した副専攻コース名が記載されます。(9)各副専攻コースの指定科目の中で、副専攻コース履修開始前に単位修得した科目の単位を副専攻の修了要件単位として算入することができるかどうかは、各副専攻コースの履修要項の「履修開始前の単位」を参照してください。●副専攻制度とは●履修上の注意副専攻副専攻制度1732008年度に副専攻の登録を希望する者は、次のスケジュールに従ってください。日 程事 項4月7日(月)副専攻ガイダンス~4月8日(火)副専攻登録希望調査票を教務課へ提出4月9日(水)選抜のなかった副専攻について、副専攻登録確定者リスト(学籍番号)掲示4月11日(金)選抜が行われた副専攻について、副専攻登録確定者リスト(学籍番号)掲示※副専攻コース別ガイダンスの日程については別途掲示▼学科専攻が提供する副専攻コース開講学科専攻副専攻コース名称定員履修開始学年日本語日本文学日本語日本文学副専攻なし2年次または3年次史学史学副専攻 日本史コース 東洋史コース 西洋史コース8名4名6名2年次人間関係人間関係副専攻30名2年次国際交流国際交流副専攻なし2年次または3年次哲学哲学副専攻なし2年次または3年次教育学教育学副専攻なし2年次または3年次初等教育学初等教育学副専攻 小学校コース 幼稚園コース新規募集停止※心理学心理学副専攻14名2年次英語英文学英語英文学副専攻 英語学・英語教育学分野 英米文学分野 メディア・コミュニケーション分野6名8名6名2年次 ※教職課程内に初等教員特別プログラムが開設されたことにともない、小学校教諭二種免許状または幼稚園教諭二種免許状取得を目的とした「初等教育学副専攻」は、平成18(2006)年度の募集をもって募集停止となりました。▼学科横断的に設定される副専攻コース開講学科専攻副専攻コース名称定員履修開始学年多文化宗教共生なし2年次ジェンダー学なし2年次または3年次ボランティア研究20名2年次または3年次●登録スケジュール●副専攻一覧174日本語日本文学副専攻日本語日本文学副専攻の修了要件は次のとおりです。□日本語日本文学副専攻の指定科目の中から、関連分野の単位として、合計20単位以上修得していること日本語日本文学副専攻の指定科目は、『開講科目一覧』の副専攻欄に「C1」と記載された科目です。指定科目は開講年度ごとに見直されます。なお、日本語日本文学専攻開講科目のうち、指定科目の対象外となる科目は、次のとおりです。 ◎開講されたすべての年度において対象外の科目 研究法実習Ⅰ、研究法実習Ⅱ、研究法実習Ⅲ、研究法実習Ⅳ、研究法実習Ⅴ、 研究法実習Ⅵ、研究法実習Ⅶ、研究法実習Ⅷ 日本語教授法Ⅰ、日本語教授法Ⅱ、日本語教育実習 文章表現法、日本語の音声、日本語の音声Ⅰ、日本語の音声Ⅱ、書道、書道Ⅰ、書道Ⅱ 日本語の文法、対照言語学、中国文学概論、文献情報処理入門 ◎2007年度のみ対象外の科目 日本語教育入門副専攻履修開始前に履修した日本語日本文学副専攻指定科目の修得単位は、副専攻の単位に算入できます。1. 演習科目は、3・4年次に履修してください。2. 人数制限のある科目(演習科目、文芸創作入門)の履修希望者は、4月オリエンテーション期間中の所定の期日までに日本語日本文学科研究室で手続きを済ませてください。なお、希望者が所定の人数を超えた場合は、専攻生を優先とします。●修了要件●副専攻指定科目●履修開始前の単位●履修上の注意副専攻175史学副専攻史学副専攻の修了要件は、各コース別に次のとおりです。1.日本史コース□ 史学副専攻日本史コースの指定科目の中から、関連分野の単位として、合計20単位以上修得していること2.東洋史コース□ 次の演習科目の中から最低4単位修得していること ▼演習科目□ 史学副専攻東洋史コースの指定科目の中から上記演習科目を含んで、関連分野の単位として、合計20単位以上修得していること3.西洋史コース□ 史学副専攻西洋史コースの指定科目の中から、関連分野の単位として、合計20単位以上修得していること史学副専攻各コースの指定科目は、『開講科目一覧』の副専攻欄に「D1」(日本史コース)、「D2」(東洋史コース)、「D3」(西洋史コース)と記載された科目です。指定科目は開講年度ごとに見直されます。なお、史学専攻開講科目のうち、指定科目の対象外となる科目は、次のとおりです。1.日本史コース ◎開講されたすべての年度において対象外の科目 国際関係史Ⅰ、科学史、外国史概説Ⅰ、外国史概説Ⅱ、外国史概説Ⅰ-1、 外国史概説Ⅰ-2、外国史概説Ⅱ-1、外国史概説Ⅱ-2、外国史概説Ⅱ-3 日本近現代史Ⅰ 日本史演習Ⅰ、日本史演習Ⅱの各科目、日本史演習Ⅲの各科目 東洋史系列の科目(科目コード左2文字=DD、DE) 西洋史系列の科目(科目コード左2文字=DF、DG) 史学関連科目(科目コード左2文字=DJ)、博物館実習 ◎2006年度以降対象外の科目:日本史概説Ⅱ2.東洋史コース ◎開講されたすべての年度において対象外の科目 古文献入門、国際関係史Ⅰ、国際関係史Ⅱ、科学史、 日本史概説Ⅰ、日本史概説Ⅱ、 外国史概説Ⅱ、外国史概説Ⅱ-1、外国史概説Ⅱ-2、外国史概説Ⅱ-3 東洋史演習Ⅲ-1(1)、東洋史演習Ⅲ-1(2)、 東洋史演習Ⅲ-2(1)、東洋史演習Ⅲ-2(2) 東洋史演習Ⅲ-1、東洋史演習Ⅲ-2 日本史系列の科目(科目コード左2文字=DB、DC) 西洋史系列の科目(科目コード左2文字=DF、DG)●修了要件●副専攻指定科目授業科目単位備考東洋史演習Ⅰ-14東洋史演習Ⅰ-24東洋史演習Ⅱ-14東洋史演習Ⅱ-24授業科目単位備考東洋史演習Ⅱ-1(1)2廃止東洋史演習Ⅱ-1(2)2廃止東洋史演習Ⅱ-2(1)2廃止東洋史演習Ⅱ-2(2)2廃止史学副専攻176 史学関連科目(科目コード左2文字=DJ)、博物館実習 3.西洋史コース ◎開講されたすべての年度において対象外の科目 古文献入門、国際関係史Ⅱ、日本史概説Ⅰ、日本史概説Ⅱ、外国史概説Ⅰ 外国史概説Ⅰ-1、外国史概説Ⅰ-2 西洋史文献講読Ⅰ(1)、西洋史文献講読Ⅰ(2)、 西洋史演習Ⅰの各科目、西洋史演習Ⅱ・Ⅲの各科目 日本史系列の科目(科目コード左2文字=DB、DC) 東洋史系列の科目(科目コード左2文字=DD、DE) 史学関連科目(科目コード左2文字=DJ)、博物館実習 副専攻履修開始前に履修した史学副専攻の指定科目の修得単位は、副専攻の単位に算入できます。(1)履修コース(日本史コース、東洋史コース、西洋史コース)にかかわらず、史学副専攻生が履修可能な科目はすべて履修できます。ただし、「副専攻の対象外科目」に挙げた科目については、副専攻の修了単位としては認められません。(2)修了のための最低必要単位数は20単位ですが、30単位以上修得することを推奨します。(3)東洋史コース履修者の演習科目は年次指定科目です。 東洋史演習Ⅰ:2年次指定科目 東洋史演習Ⅱ:3年次指定科目 ●履修開始前の単位●履修上の注意副専攻177人間関係副専攻人間関係副専攻の修了要件は、履修開始年度別に次のとおりです。1.平成16(2004)年度履修開始者□ 次の演習科目の中から2単位修得していること□ 次の基礎科目の中から最低8単位修得していること(廃止科目については後述の代替科目から履修することも可)□ 上記に挙げた演習科目・基礎科目を除く人間関係副専攻の指定科目の中から、関連分野の単位として、合計10単位以上修得していること 2.平成17(2005)年度履修開始者□ 次の演習科目の中から2単位修得していること□ 次の基礎科目の中から最低8単位修得していること(廃止科目については後述の代替科目から履修することも可)□ 上記に挙げた演習科目・基礎科目を除く人間関係副専攻の指定科目の中から、関連分野の単位として、合計10単位以上修得していること3.平成18(2006)年度以降履修開始者□次の演