日本の地理第一章位置と国土第二章日本の人口と気候第三章日本列島第四章日本の資源第五章日本の交通第六章日本の各地方第一章位置と国土東経123度(沖縄県与那国島)~154度(東京都の南鳥都)北緯20度半(東京都の沖の鳥島)~45度(北方領土の択捉島)北から北海道(7万8420km²)、本州(23万1157km²)、四国(1万8798km²)、九州(4万4423km²)面積:領土377,929.99km²領海3,091km²1都(東京)、1道(北海道)、2府(京都、大阪)、43県。それぞれに都庁、道庁、府庁、県庁がある.その下に市、町、村などの順序で行政機構が設ける。北から北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州、沖縄の九つの地方。东北:北海道|青森県|岩手県|宮城県|秋田県|山形県|福島県中部:新潟県|富山県|石川県|福井県|長野県|岐阜県|静岡県|愛知県|山梨県近畿:京都府|大阪府|三重県|滋賀県|兵庫県|奈良県|和歌山県中国:鳥取県|島根県|岡山県|広島県|山口県四国:徳島県|香川県|愛媛県|高知县九州:福岡県|佐賀県|長崎県|熊本県|大分県|宮崎県|鹿児島県沖縄:沖縄県第二章日本の人口と気候第一節日本の人口総人口:127,767,994人(平成17年)世界11位日本の人口分布日本の人口密度は1km²あたり338人(2005年)。日本は山地が多いため,平野や盆地に多くの人口が集中していて,人口の分布にはかなりのかたよりがあります。特に,関東地方から九州北部にかけての太平洋側に人口が集中しています。なかでも,東京・関西・名古屋の三大都市圏には,全人口の44%もの人々が住んでおり,1km²あたりの人口密度が1000人をこえる都府県もあります。逆に,日本海側の県や,平野・盆地の少ない県では,人口密度が低くなっています。北海道・岩手県・秋田県は,1km2あたりの人口密度が100人以下です。高齢化の現状(少子高齢化)「2006年(平成18年)10月1日現在推計人口」によると、年齢3区分別の人口は、年少人口(0~14歳)は1743万5千人で前年に比べ15万人の減少、生産年齢人口(15~64歳)は8373万1千人で69万1千人の減少となっているのに対し、老年人口(65歳以上)は2660万4千人で84万3千人の増加となった。高齢化社会高齢化率7%~14%高齢社会同14%~21%超高齢社会同21%~(※他に20%以上、25%以上という記述も見られる。)日本は1970年(昭和45年)に高齢化社会に、1994年(平成6年)に高齢社会になり、2007年(平成19年)には超高齢社会となった。日本の平均寿命「平成17(2005)年完全生命表」によると、平均寿命(0歳における平均余命)は、男78.56年、女85.52年で、前回(平成12年)の完全生命表と比較して、男は0.84年、女は0.92年上回った。三大死因悪性新生物32万9198人(30.4%)心疾患17万2875人(15.9%)脳血管疾患12万8203人(11.1%)第二節日本の気候主な気候:日本海側気候太平洋側気候瀬戸内海式気候中央高地式気候日本海沿岸気候区:一般に夏は雨が少なく、冬は雪が多い。日本海側気候が明瞭な地域降水日数の最多月は冬季、最少月は夏季の地域最多月最少月稚内21.5(12月)7.3(6月)旭川20.4(12月)8.6(6月)札幌17.9(1月)6.7(6月)函館15.6(1月)7.5(6月)青森22.1(1月)8.4(7月)秋田21.5(12月)9.5(8月)山形15.2(1月)9.3(8月)新潟22.0(1・12月)8.2(8月)富山22.3(1月)10.0(8月)金沢23.8(1月)8.9(8月)福井22.9(1月)8.0(8月)彦根13.5(1月)8.2(8月)舞鶴17.9(1月)8.8(8月)鳥取19.4(1月)9.4(8月)松江18.0(1月)9.0(8月)太平洋沿岸気候区:夏は雨が多く、冬は乾燥する。太平洋側気候が明瞭な地域]中央高地・瀬戸内海を除く地域で降水日数の最多月は冬季以外で、最少月は冬季の地域最多月最少月釧路9.6(7・9月)4.5(2月)盛岡12.4(9月)8.3(2月)仙台12.5(7月)4.3(12月)福島11.9(7月)6.0(12月)水戸11.4(9月)4.3(12月)宇都宮13.8(7月)3.1(12月)前橋14.1(7月)2.1(12月)熊谷12.4(9月)2.2(12月)銚子12.2(3月)6.4(12月)東京11.9(6月)3.8(12月)横浜12.4(6月)4.4(12月)静岡12.4(6月)4.9(12月)名古屋12.2(7月)4.4(12月)岐阜12.6(7月)6.5(12月)津12.2(6月)4.5(12月)高知13.7(6月)4.3(12月)熊本14.0(6月)6.3(12月)宮崎15.1(6月)5.0(12月)、瀬戸内気候区:冬も温暖で年中雨が少なく、晴れた日が多い。瀬戸内海式気候が明瞭な地域瀬戸内海周辺で降水日数の最多月が冬季以外、最少月が冬季以外の地域。最多月最少月京都11.9(6月)6.1(11・12月)大阪11.6(6月)5.2(12月)神戸11.3(6月)4.8(12月)奈良11.9(6月)5.8(1月)和歌山11.6(6月)4.7(12月)岡山11.3(6月)4.0(12月)広島11.7(6月)4.7(12月)徳島12.0(6月)4.0(12月)高松11.3(6月)6.0(12月)松山12.2(6月)6.0(12月)大分12.8(6月)3.7(12月)中部高地気候区:夏と冬の気温の差が大きく、降水量が少ない。中央高地式気候が明瞭な地域中央高地で降水日数の最多月が冬季以外で、最少月が冬季の地域最多月最少月甲府11.1(6・7月)2.9(12月)日本海側気候が少し加わる地域中央高地で降水日数の最多月・最少月共に冬季以外の地域最多月最少月長野11.2(7月)6.8(11月)顕著な天気:季節風:夏(太平洋)も冬(日本海)もある。海から。梅雨:6月上旬から7月下旬、高温多湿の雨季。空梅雨の年もある。台風:8月から10月。南の海発生し、沖縄や南九州に上陸し、本州の上空にくる。自然災害火山の爆発。津波。風水害。地震。第三章日本列島第一節日本の地形1.山地・山脈日本の国土の約3分の2は山地である。また、傾斜が急で険しく、海岸までせまっていることが多い。。1)日本の山地・山脈山地はいくつかの山が集まったもの。山脈はいくつかの山々が長く連なり、帯状に伸びる山地。本州の中央部は「日本の屋根」とよばれる、標高3000m前後の高い山脈が連なっている。飛騨山脈を北アルプス、木曽山脈を中央アルプス、赤石山脈を南アルプスといい、総じて日本アルプスと呼ぶ。(2)日本の山々日本は、環太平洋造山帯とよばれる、太平洋をとりまく造山帯に属していて、火山活動によってできたものが多い。桜島、雲仙岳などは現在も活動中である。阿蘇山(熊本県)は世界最大のカルデラをもつ。2.平野・川(1)日本の平野平地は平野・盆地・台地に分けられる。平野は主に川沿いや河口にできる。開発が進められ、いろいろな産業・交通・文化が発展しているところが多い。平野の他に、周りを山で囲まれた盆地や平野よりも高い地形の台地もある。2)日本の盆地・台地(3)日本の川・湖日本の川は山地から海岸までの距離が短く、平地が少ないので、短くて急な流れのものが多い。また、春の雪どけ水や、梅雨や台風など、季節によって川の水量が大きく変わる。3.湾・海峡・半島(1)日本の湾・海峡日本の海岸線は複雑で入り組んでいるところが多い。特に太平洋側で多く、山地が沈んだり、侵食されて深い湾となったり、入り江となったリアス式海岸と呼ばれる地形で、三陸海岸や志摩半島が代表的である。日本海側では、海岸の出入りは少なく、新潟県や鳥取県では砂丘が見られる。(2)日本の半島4.日本の海流海流…一定の温度と方向に流れる海水の流れのことで、暖流と寒流がある。暖流…周辺の海水よりも高温な海流。日本では日本海流(黒潮)と対馬海流がある。プランクトンが少なく、透明度が高い。寒流…周辺の海水よりも低温な海流。日本では千島海流(親潮)とリマン海流がある。プランクトンが多く、水産資源も多い。潮目…暖流と寒流がぶつかるところで、プランクトンが多く、魚も集まることから、漁場として条件がよい。三陸海岸の沖が代表的である。暖流が流れる海沿いの地域では冬でも比較的暖かい。夏に親潮の上を北東の風(やませ)が吹くと、冷害を起こすことがある。