『物流概論』『物流概論』『物流概論』『物流概論』2002年 3月2002年 3月2002年 3月2002年 3月物流企画部 研物流企画部 研物流企画部 研物流企画部 研第1章 「物流」の概念第1章 「物流」の概念第1章 「物流」の概念第1章 「物流」の概念第1章 「物流」の概念第1章 「物流」の概念第1章 「物流」の概念第1章 「物流」の概念 (1)物流とは(1)物流とは(1)物流とは(1)物流とは (2)製造業の物流 (2)製造業の物流 (2)製造業の物流 (2)製造業の物流 (3) (3) (3) (3)商流と物流商流と物流商流と物流商流と物流 第2章 当社における物流環境第2章 当社における物流環境第2章 当社における物流環境第2章 当社における物流環境第2章 当社における物流環境第2章 当社における物流環境第2章 当社における物流環境第2章 当社における物流環境 (1)物流環境の変化(1)物流環境の変化(1)物流環境の変化(1)物流環境の変化 (2)マルチ・ソース・パーツ (2)マルチ・ソース・パーツ (2)マルチ・ソース・パーツ (2)マルチ・ソース・パーツ第3章 自動車産業の調達物流第3章 自動車産業の調達物流第3章 自動車産業の調達物流第3章 自動車産業の調達物流第3章 自動車産業の調達物流第3章 自動車産業の調達物流第3章 自動車産業の調達物流第3章 自動車産業の調達物流 (1)自動車産業の調達物流の特徴(1)自動車産業の調達物流の特徴(1)自動車産業の調達物流の特徴(1)自動車産業の調達物流の特徴 (2)外物流と内物流 (2)外物流と内物流 (2)外物流と内物流 (2)外物流と内物流 第7章 今後の調達物流における課題第7章 今後の調達物流における課題第7章 今後の調達物流における課題第7章 今後の調達物流における課題第7章 今後の調達物流における課題第7章 今後の調達物流における課題第7章 今後の調達物流における課題第7章 今後の調達物流における課題 (1)物流コストの内訳(1)物流コストの内訳(1)物流コストの内訳(1)物流コストの内訳 (2)お届け物流vs引き取り物流 (2)お届け物流vs引き取り物流 (2)お届け物流vs引き取り物流 (2)お届け物流vs引き取り物流 (3)グローバル化と物流コストの矛盾 (3)グローバル化と物流コストの矛盾 (3)グローバル化と物流コストの矛盾 (3)グローバル化と物流コストの矛盾 (4) (4) (4) (4)環境対応と物流コストの矛盾環境対応と物流コストの矛盾環境対応と物流コストの矛盾環境対応と物流コストの矛盾 第6章 物流と情報第6章 物流と情報第6章 物流と情報第6章 物流と情報第6章 物流と情報第6章 物流と情報第6章 物流と情報第6章 物流と情報 (1)納車へのサプライチェーン(1)納車へのサプライチェーン(1)納車へのサプライチェーン(1)納車へのサプライチェーン (2)部品手配情報( (2)部品手配情報( (2)部品手配情報( (2)部品手配情報(e-かんばん)かんばん)かんばん)かんばん) (3) (3) (3) (3)ものと情報の一致ものと情報の一致ものと情報の一致ものと情報の一致 (4)情報流と物流 (4)情報流と物流 (4)情報流と物流 (4)情報流と物流 (5)リードタイム短縮の本当の意味 (5)リードタイム短縮の本当の意味 (5)リードタイム短縮の本当の意味 (5)リードタイム短縮の本当の意味第4章 当社のめざす調達物流第4章 当社のめざす調達物流第4章 当社のめざす調達物流第4章 当社のめざす調達物流第4章 当社のめざす調達物流第4章 当社のめざす調達物流第4章 当社のめざす調達物流第4章 当社のめざす調達物流 (1)平準化と物流(1)平準化と物流(1)平準化と物流(1)平準化と物流 (2) (2) (2) (2)ジャスト・イン・タイム物流ジャスト・イン・タイム物流ジャスト・イン・タイム物流ジャスト・イン・タイム物流 (3)多回小ロットとコスト (3)多回小ロットとコスト (3)多回小ロットとコスト (3)多回小ロットとコスト (4) (4) (4) (4)「輸送効率を高める」とは?「輸送効率を高める」とは?「輸送効率を高める」とは?「輸送効率を高める」とは? **目次****目次****目次****目次**第5章 調達物流改革への取り組み第5章 調達物流改革への取り組み第5章 調達物流改革への取り組み第5章 調達物流改革への取り組み第5章 調達物流改革への取り組み第5章 調達物流改革への取り組み第5章 調達物流改革への取り組み第5章 調達物流改革への取り組み (1)取り組みの視点(1)取り組みの視点(1)取り組みの視点(1)取り組みの視点 (2)あるべき業務の再定義 (2)あるべき業務の再定義 (2)あるべき業務の再定義 (2)あるべき業務の再定義 (3)物流の「見える化」 (3)物流の「見える化」 (3)物流の「見える化」 (3)物流の「見える化」 (4)協業と淘汰 (4)協業と淘汰 (4)協業と淘汰 (4)協業と淘汰第1章 「物流」の概念第1章 「物流」の概念第1章 「物流」の概念第1章 「物流」の概念第1章 「物流」の概念第1章 「物流」の概念第1章 「物流」の概念第1章 「物流」の概念 (1)物流とは(1)物流とは(1)物流とは(1)物流とは (2)製造業の物流 (2)製造業の物流 (2)製造業の物流 (2)製造業の物流 (3) (3) (3) (3)商流と物流商流と物流商流と物流商流と物流 皆さんは「物流」というと皆さんは「物流」というと皆さんは「物流」というと皆さんは「物流」というと何を連想しますか?何を連想しますか?何を連想しますか?何を連想しますか?1-(1) 物流とは1-(1) 物流とは1-(1) 物流とは1-(1) 物流とは空間的ギャップと時間的ギャップを埋め、空間的ギャップと時間的ギャップを埋め、空間的ギャップと時間的ギャップを埋め、空間的ギャップと時間的ギャップを埋め、顧客の必要な商品を必要なときに届ける顧客の必要な商品を必要なときに届ける顧客の必要な商品を必要なときに届ける顧客の必要な商品を必要なときに届ける物流の基本機能(狭義)–輸送(物量に応じた配送方法、配送ルート)–保管(物量に応じた倉庫の場所、規模)物流概念に含まれる周辺機能(広義)–集荷・荷役(積み卸し、仕分け、移動)–在庫管理(在庫量の削減、品切れ防止)–物流情報(受発注、加工、配送を指示)–流通加工(小分け、値付け)–包装(内・外装による製品の配送ロット化、品質保証)物流の本質物流の本質物流の本質物流の本質製造工程では加工や組み付けによって製品の付加価値を高めるが、物流によって製品自体の付加価値は変わらない。付加価値体系の中では、物流の存在自体が「ムダ」物流の存在自体が「ムダ」と言える。しかし、製造工程(工場)と顧客(消費者)の間に物理的空間と時間的ギャップが存在する限り、物流の発生しない生産・販売活動はありえない。物流は生産・販売と不可分の存在また物流工程上には必ず「製品手持ち(=流動在庫)」が存在するので、動線が長いほど物流工程は非効率。基本的に、物流動線は短い程よい*物流における基本原則*物流における基本原則*物流における基本原則*物流における基本原則生産を支える物流は、大括りに3つのパターンに分類できる。1-(2) 製造業の物流1-(2) 製造業の物流1-(2) 製造業の物流1-(2) 製造業の物流加工・組み付け加工・組み付け加工・組み付け加工・組み付け顧客顧客顧客顧客自社自社自社自社(自工程)他社他社他社他社(前工程) 生産部品物流生産部品物流生産部品物流生産部品物流自社自社自社自社(前工程)商品物流商品物流商品物流商品物流商品物流商品物流商品物流商品物流 : 顧客に自社製品を商品としてお届けする。調達物流調達物流調達物流調達物流調達物流調達物流調達物流調達物流 : 自工程での加工・組み付けに必要な構成品を他社から 取り寄せる。「売り」「買い」を伴う「売り」「買い」を伴う「売り」「買い」を伴う「売り」「買い」を伴う。内製間物流内製間物流内製間物流内製間物流内製間物流内製間物流内製間物流内製間物流 : 自工程での加工・組み付けに必要な構成品を自社内から 取り寄せる。「売り」「買い」は伴わない「売り」「買い」は伴わない「売り」「買い」は伴わない「売り」「買い」は伴わない。*当社の物流の例*当社の物流の例*当社の物流の例*当社の物流の例部品メーカー部品工場車輌組立工場輸出部品梱包工場補給部品倉庫国内販売店国内代理店海外工場 1部品メーカー海外代理店・販売店海外工場2輸入部品倉庫お客様お客様<日本><海外>調達物流調達物流調達物流調達物流輸出部品内製間内製間内製間内製間輸入部品完成車(輸出)商品物流商品物流商品物流商品物流完成車補給品(輸出)補給品完成車*物流費負担(≒物流デザインの主体)*物流費負担(≒物流デザインの主体)*物流費負担(≒物流デザインの主体)*物流費負担(≒物流デザインの主体)部品メーカー部品工場部品工場部品工場部品工場車輌車輌車輌車輌組立工場組立工場組立工場組立工場KDKDKDKD梱包工場梱包工場梱包工場梱包工場補給部品補給部品補給部品補給部品倉庫倉庫倉庫倉庫国内販売店国内共販店海外海外海外海外工場工場工場工場 1 1 1 1部品メーカー海外代理店・販売店海外工場2海外工場2海外工場2海外工場2輸入部品輸入部品輸入部品輸入部品倉庫倉庫倉庫倉庫<日本><海外>仕入先仕入先仕入先仕入先トヨタ(各事業体)トヨタ(各事業体)トヨタ(各事業体)トヨタ(各事業体)輸入部品輸出部品販売店、代理店販売店、代理店販売店、代理店販売店、代理店完成車(輸出)完成車完成車補給品(輸出)補給品1-(3) 商流と物流1-(3) 商流と物流1-(3) 商流と物流1-(3) 商流と物流商品が物流工程を流れると、必ず商品代金が還流する(決済)が、お金の流れ(商流)とものの流れ(物流)は必ずしも一致しない。商流が錯綜する場合も多いが、省マテハン化、最短リードタイムの観点からは極力シンプルな物流(直送化)が望ましい。企業のグローバル化に伴い物流も世界規模で複雑化するが、調達リソース選定はトータルコストの視点が勘要。(単価比較だけではダメ)仕入先A製造元トヨタ仕入先B販売元①発注①発注①発注①発注②納入指示②納入指示②納入指示②納入指示③製品直送③製品直送③製品直送③製品直送④検収④検収④検収④検収⑤支払い⑤支払い⑤支払い⑤支払い(商社機能)第2章 当社における物流環境第2章 当社における物流環境第2章 当社における物流環境第2章 当社における物流環境第2章 当社における物流環境第2章 当社における物流環境第2章 当社における物流環境第2章 当社における物流環境 (1)物流環境の変化(1)物流環境の変化(1)物流環境の変化(1)物流環境の変化 (2)マルチ・ソース・パーツ (2)マルチ・ソース・パーツ (2)マルチ・ソース・パーツ (2)マルチ・ソース・パーツ キーワードはキーワードはキーワードはキーワードは「グローバル化」だよ「グローバル化」だよ「グローバル化」だよ「グローバル化」だよ01,0002,0003,0004,0005,0006,00084858687888990919293949596979899生産台数(千台)生産台数(千台)生産台数(千台)生産台数(千台)トヨタの地域別生産台数の推移トヨタの地