板橋区国民健康保険運営協議会会議録平成20年11月10日(月)区役所11階第一委員会室板橋区健康生きがい部国保年金課ご注意この会議録の掲載には、配付資料は含まれていません。区政資料室、各区立図書館で閲覧できる会議録には付属しておりますので、配付資料を閲覧されたい方は、区政資料室、図書館をご利用ください。-1-平成20年度第1回板橋区国民健康保険運営協議会会議録開会年月日平成20年11月10日(月)開会時刻午後1時55分閉会時刻午後3時24分開催場所区役所11階第一委員会室出席委員武苅文子目黒てる天木聡石川徹今泉純一南條正季茂野善之田中いさおすえよし不二夫かなざき文子欠席委員田中嶋一江戸川節子出席理事者副区長安井賢光事務局職員健康生きがい部長久保田直子健康推進課長事務取扱健康生きがい部参事中村一芳国保年金課長小島隆夫管理係長大脇美矢子保険給付係長山口義美保険給付係副係長染井実資格賦課係長岡見和代国保収納係長菊地公一郎国保収納係副係長木邨友子特別整理係長岡安勝則健康推進課健康サービス係長小林万里健康推進課特定健診・保健指導担当係長石橋嘉寿子-2-議題1東京都板橋区国民健康保険条例の一部改正について2コンビニエンスストアにおける国民健康保険料の収納について(報告)-3-○国保年金課長それでは、定刻までまだ時間がございますけれども、今日出席の委員さん方皆さんおそろいですので、始めさせていただきたいと思います。本日は、お忙しいところ板橋区国民健康保険運営協議会にご出席をいただき、誠にありがとうございます。本日の協議会の開催に先立ちまして区議会選出の公益代表の委員に交代がありましたので、ご紹介申し上げます。皆様のお手元に委員名簿を机上配付してございますので、そちらも併せてご参照ください。公益委員代表の茂野善之様です。○茂野委員よろしくお願いします。○国保年金課長田中いさお様です。○田中委員よろしくお願いいたします。○国保年金課長すえよし不二夫様です。○すえよし委員よろしくお願いします。○国保年金課長また被用者保険等保険者代表の委員については現在欠員となっております。ただ今から板橋区国民健康保険運営協議会を開会いたします。初めに、本日の委員の出席状況についてご報告いたします。本日の委員の出席状況は10名でございますので、委員定数の2分の1以上に達していますので、会議は有効に成立していることをご報告いたします。開会にあたりまして、保険者代表の坂本区長からご挨拶を申し上げるところでございますが、所用がございまして代わりに安井副区長からご挨拶を申し上げます。○副区長皆さん、こんにちは。副区長の安井でございます。今司会からお話がありましたように、区長のほうがちょっと今日ほかの会議も重なってございまして、こちらのほうは失礼させていただきます。私が代わりにご挨拶をさせていただきます。本年4月に医療制度の改革がありまして、長寿医療制度の開始とか、それから特定保健指導の開始とか、いろいろ医療の状況なども変わってまいりましたけれども、国民健康保険につきましては区が責任をもって行うということで、皆様方には今後ともご協力方よろしくお願いしたいと思います。本日の案件でございますけれども、出産育児一時金の支給額の引き上げということでございまして、これは国民健康保険条例の一部改正をしなければいけないということで、また-4-この背景には出産に対する医療事故の補償制度というものがございまして、そういった新しい補償制度が来年の1月から開始されると、そういったことに伴いまして出産育児一時金の引き上げ等も行われるということでございますのでお願いします。それから、来年度からコンビニでの保険料収納が始まります。それについて報告事項ということで報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。○国保年金課長ありがとうございました。今年度は、先ほどご案内のとおり委員の一部に交代がございまして、現在会長が不在の状態でございますので、ここで会長及び会長職務代理者を選任していただきたいと存じます。会長が選任されるまでの間、安井副区長に仮議長として議事の進行をお願いしたいと存じますが、いかがでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ声あり)○安井仮議長しばらくの間、仮議長を務めさせていただきます。それでは、議事に入ります前に本日の議事録署名委員をご指名いたしますので、よろしくお願いします。目黒委員とすえよし委員、お二人に署名委員をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。それでは、早速、会長の選任に入りたいと存じます。会長の選任は板橋区国民健康保険運営協議会規則第4条第1項により公益を代表する委員の中から選任することになってございます。会長の選任方法についてはいかが取り計らったらよろしいでしょうか。ご意見がございましたらご発言願います。(「副区長一任いたします」と呼ぶ声あり)○安井仮議長ありがとうございます。私に一任とのことでございますので、私からご指名させていただきます。会長には茂野委員を選任することにしたいと存じますが、よろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ声あり)○安井仮議長それでは、ご異議がないものと認めまして会長には茂野委員を選任することに決定いたしました。これで私の職務は終了します。どうもご協力ありがとうございました。それでは、新会長よりご挨拶をお願いしたいと思います。また引き続き議長として議事の進行方よろしくお願いいたします。-5-○茂野会長ただ今選任にあずかりました茂野でございます。よろしくお願いいたします。当運営協議会がスムーズに運びますよう皆様のご協力をよろしくお願いいたします。これで、挨拶にかえさせていただきます。よろしくお願いします。それでは座らせていただきます。引き続きまして、会長職務代理者の選任に入りたいと思いますが、その方法はどう取り計らったらよろしいでしょうか。もしご意見がございましたらよろしくお願いいたします。(「議長一任します」と呼ぶ声あり)○茂野会長私一任ということなので、私から指名させていただいてよろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ声あり)○茂野会長ありがとうございます。会長職務代理者は、会長の選任と同様に公益を代表する委員の中から選任することとされておりますので、田中いさお委員にお願いしたいと存じますが、ご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ声あり)○茂野会長それでは、異議がないものと認めまして、会長職務代理者には田中いさお委員を選任することに決定いたしました。新会長職務代理者よりご挨拶をお願いいたします。○田中会長職務代理者皆様、こんにちは。今、選任にあずかりました田中いさおと申します。本日は何卒よろしくお願いいたします。以上です。○茂野会長それでは、議事に入るべきところでありますけれども、事務局より当協議会の傍聴規程の一部改正について委員の皆様にお諮りしたい旨報告を受けております。本件について、国保年金課長より説明を願います。○国保年金課長それでは説明させていただきます。本日机上配付いたしましたペラ1枚ものの両面で東京都板橋区国民健康保険運営協議会傍聴規程(案)というのがございますが、皆様よろしいでしょうか。実は、これの3条第1項に、「会議の傍聴を希望する者は、国保年金課において」とあります。それから、3条第4項に、「当該傍聴券を国保年金課に返還しなければならない」という、これが案でございますが、実は昨年度まで国保年金課は福祉部に所属しておりました。その関係で前の規程では「福祉部国保年金課において」という表現を使っておりました。この4月から、新年度から健康生きがい部のほうに所属替えとなりましたので、こ-6-の際「部」をとって「国保年金課において」という表現を2か所で使いたいというふうに考えてございます。以上でございます。○茂野会長ただ今の説明のとおり当協議会の傍聴規程の一部を改正することを認めることでよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ声あり)○茂野会長それでは、当協議会の傍聴規程の一部改正を認めることといたします。課長、本日の傍聴者は。○国保年金課長本日の傍聴者は1人もございません。○茂野会長はい、わかりました。それでは議題に入ります。議題の1、「東京都板橋区国民健康保険条例の一部改正について」審議をいたします。本件の概要について国保年金課長より説明を求めます。○国保年金課長それでは、本日の条例の一部改正についてご説明いたします。説明する資料といたしましては、先に郵送させていただきました平成20年度第1回東京都板橋区国民健康保険運営協議会資料、6ページをつづったものでございますけれども、それと本日机上配付させていただきました諮問文の写し、坂本区長の公印が押してあって、それのコピーになっているものです。この2つを使ってご説明させていただきます。資料はよろしいでしょうか。よろしゅうございましょうか。本日の国民健康保険条例の改正の内容でございますけれども、まず諮問文のほうをごらんください。「東京都板橋区国民健康保険の出産育児一時金の支給額の改定等について」ということで、1番、板橋区国民健康保険の出産育児一時金の支給額、それから2番、その他規定整備ということで、この2点についてご説明させていただきます。それでは、6枚もののつづった資料のほうをちょっとお手元にお取り上げください。よろしゅうございましょうか。資料、表紙を1枚めくっていただきまして、「東京都板橋区国民健康保険条例改正概要」とあります。1番、出産育児一時金の支給額の改定(第10条関係)、産科医療補償制度の創設に伴う分娩費用の引き上げに対応し、出産育児一時金の支給額を改定するとあります。-7-(1)、支給額として改正前が35万円、改正後が38万円でございます。これは分娩機関が産科医療補償制度に加入することによりまして、1分娩当たり3万円の保険料を負担します。その保険料負担分3万円が分娩費用に上乗せされるので国保が支給する出産育児一時金を3万円引き上げるものでございます。(2)、ではその産科医療補償制度でございますけれども、これは分娩に係る医療事故により脳性麻痺となった児やその家族の経済的負担を補償する民間の制度でございます。目的としまして、ア、分娩に関連して発症した脳性麻痺児及びその家族の経済的負担を速やかに補償するということでございます。これまでは、例えば損害賠償をするのならば裁判等を起こして医院側に過失が認められて、その裁判に勝ったときに損害賠償金を受け取ることができる、そういうようなケースであったわけなんですけれども、これはそのケースも限定されて時間もかかると、今後はこの産科医療補償制度にのっとりまして医師側の過失の有無にかかわらず、速やかに補償されるというものでございます。それから、産科医療補償制度の次の目的イですけれども、脳性麻痺発症の原因分析を行い、将来の脳性麻痺の予防に資する。それからウでございますが、これらにより紛争の防止・早期解決及び産科医療の質の向上を図るということでございます。産科医不足が叫ばれる中、お医者さんの側もこれによって安心して分娩の処置等を行え、産科医等の増員にもつながるものではないかというふうに言われております。それでは、仕組みを説明します。①しくみとありまして、下のほうに四角に囲まれた図がございます。左側から妊産婦(児)、そして分娩機関、それから運営組織・日本医療機能評価機構、一番右側に損害保険会社とあります。まず、分娩機関と運営組織・日本医療機能評価機構、この間の制度加入というところをご注目いただきたいと思います。まず、医院ですとか、産院ですとか、そういった分娩機関がこの産科医療補償制度に加入するということで、運営組織のほうに登録いたします。それで、この運営組織・日本医療機能評価機構が損害保険会社と保険契約を結びます。これは直近で確認したところ、既に損害保険契約は結ばれているということでございます。それから、その制度加入という右の矢印の