自然環境を把握するための現地調査 に係る指標動植物など1現地調査等対象指標動植物①指標動植物経年変化調査指定状況指標季節伊豆沼・内沼県自然環境保全地域天然記念物鳥獣保護区ラムサール条約特定植物群落オオハクチョウの個体数と分布冬鱒淵観音堂県自然環境保全地域鳥獣保護区特定植物群落林木遺伝資源保存林ニリンソウの開花春翁倉山県自然環境保全地域天然記念物鳥獣保護区カモシカのフン通年蕪栗沼・周辺水田鳥獣保護区ラムサール条約特定植物群落マガンの個体数と分布冬横山不動尊南三陸金華山国定公園天然記念物鳥獣保護区特定植物群落ヤマガラの鳴き声(さえずり)初夏柳津虚空蔵尊南三陸金華山国定公園特定植物群落イヌブナの実生(幼稚樹)の分布夏平筒沼市自然環境保全地域鳥獣保護区特定植物群落カタクリの開花初春②生育・生息マップ調査【植物】調査内容目撃情報、目撃地域【動物】調査内容目撃情報、目撃地域2 市内の身近な生物・貴重な生物・外来生物一覧身近な生物外来生物希少生物植物シロヤナギ、タチヤナギマコモ、ハスハルザキヤマガラシ、セイタカアワダチソウ、アレチウリアサザ、ガガブタ、サンショウモ動物カワセミ、オオハクチョウアマガエルドジョウチョウトンボハクビシンウシガエルオオクチバス、ブルーギルミサゴトウキョウダルマガエルマルタニシ、オオタニシ植物カヤ、ケヤキニリンソウ、タチツボスミレニワウルシ、ハリエンジュ、アレチウリ、セイタカアワダチソウセンウズモドキ、ギンラン動物テンウグイスマムシ、シュレーゲルアオガエルゲンジボタル、オニヤンマハクビシン、アライグマフクロウイモリ、カジカガエルヒメギフチョウ、マメハンミョウ植物アカマツ、カスミザクラ、ヤマツツジタチツボスミレニワウルシ、ハリエンジュオオハンゴンソウセンウズモドキ、ギンラン動物カモシカシジュウカラヤマアカガエル、タゴガエルセミの仲間、スジグロシロチョウハクビシン、アライグマオオタカトウホクサンショウウオクロサンショウウオ指標動植物等説明区域の概要カエルダルマガエル、ウシガエル、アカガエル調査対象植物翁倉山指標動植物等区域ごとに指標動植物を定め、毎年、その指標動植物の情報を収集することにより、自然環境の経年変化を把握します。比較的見分けやすい身近な生き物について、市民のみなさまから目撃情報を収集し、生育・生息マップを作成することにより市街化の程度や、身近な生き物の生育・生息しやすい環境等について大まかな傾向を読み取ることができます。調査対象植物伊豆沼・内沼鱒淵観音堂エゾタンポポ、セイヨウタンポポ、シロバナタンポポタンポポ全国有数の鳥類生息地、渡来地であるが、多くの水生植物も生育しており、数種の地域指定を受け良好な環境が大切に守られている。夏には水面に見事なハスが一斉に咲き乱れ、大勢の見物客で賑わう。昔からの自然が良く保存され、ケヤキ、イヌブナ、コナラなどの落葉広葉樹の大木が見られる。整備された歩道を一巡すると多数の野鳥のさえずりを聞くことができるほか、地域北側を流れる鱒淵川は、ゲンジボタルの生息地として天然記念物の指定を受けている。イヌワシの生息地として重要な地域であるが、加えて翁倉山頂からは太平洋から奥羽山脈までの景観を楽しめるほか、6つの群落に分けられる豊富な森林環境を有している。北上川水系にある面積約150haの湿地である。大部分はヨシやマコモなどの植物におおわれており、マガンの国内有数の越冬地であり、毎年4万羽以上が飛来する。また、沼は周囲の沼や家屋を洪水から守る遊水地でもある。日本三不動の一つに数えられ、国の重要文化財で、弘法大師の御作といわれる高さ約5mの木造の不動明王が安置されている。奈良時代の神亀3年(726)に、行基菩薩の一刀三礼の作と言われている「福智満虚空蔵菩薩」を本尊として創建された。本尊の左右に安置される大黒天と毘沙門天は弘法大師の作と言われている。米山町と豊里町にまたがる周囲5kmの沼で、周辺水田の灌漑用水として利用されている。北上山地の西縁部にあり、西の平野部と地形的に移行する位置にある。東側にある「いこいの森」には、アカシデやイヌシデ、コナラが優占する発達した落葉広葉樹林がみられる。1植物シロヤナギ、オノエヤナギマコモ、コナギ、クログワイイタチハギハルザキヤマガラシ、ハマダイコン、アレチウリタコノアシ、ミズアオイ、オオアブノメ動物タヌキホオジロ、マガンヤマカガシ、アマガルハムシの仲間、バッタの仲間ハクビシンウシガエルオオクチバス、ブルーギルチュウヒトウキョウダルマガエルマルタニシ、オオタニシ植物モミ、ミズキオオバジャノヒゲ、チゴユリニワウルシ、オオハンゴンソウ、セイタカアワダチソウリンドウ、ササバギンラン動物ニホンリスヤマガラアオダイショウシュレーゲルアオガエルセミの仲間、カブトムシハクビシン、アライグマオオタカトウホクサンショウウオモノアラガイ植物イヌブナ、モミチゴユリ、オクモミジハグマニワウルシ、オオハンゴンソウ、セイタカアワダチソウリンドウ、ササバギンラン動物カワラヒワノウサギマムシ、アズマヒキガエルセミの仲間、カブトムシハクビシン、アライグマオオタカトウホクサンショウウオ植物アカシデ、イヌシデカタクリ、ムヨウランヒシ、ハス、マコモニワウルシ、オオハンゴンソウ、セイタカアワダチソウキンラン、ササバギンラン、アサザ、ガガブタ、サンショウモ動物オオバン、メジロイタチ、カモシカジムグリ、アマガエルセミの仲間、チョウトンボハクビシンウシガエルオオクチバス、ブルーギルオオタカトウホクサンショウウオニホンアカガエルオオセスジイトトンボ3 自然環境保全関係指定地域一覧①宮城県自然環境保全地域名称面積等指定年月日伊豆沼・内沼登米市:237ha全体:559haS48.8.17鱒淵観音堂24ha特別地区13haS54.3.16翁倉山登米市:158ha全体:541haS54.3.16②南三陸金華山国定公園名称等面積指定年月日横山不動尊S54.3.30柳津虚空蔵尊S54.3.30③天然記念物名称面積等指定年月日伊豆沼・内沼の鳥類及びその生息地(国)登米市:237ha沼面:559haS42.9.7東和町ゲンジボタル生息地(国)河川敷S54.4.26S10.8.27S32.2.22イヌワシ繁殖地(国)(翁倉山)登米市:34ha営巣地および生息区域:216haS51.12.22日根牛の大クリ(県)(登米町字浦小路3)S48.5.15東陽寺のイチョウ(県)(東和町米谷字越路83)H17.5.10登米市指定天然記念物(樹木)54箇所概要全国有数の鳥類生息地、渡来地であるが、多くの水生植物も生育しており、数種の地域指定を受け良好な環境が大切に守られている。夏には水面に見事なハスが一斉に咲き乱れ、大勢の見物客で賑わう。昔からの自然が良く保存され、ケヤキ、イヌブナ、コナラなどの落葉広葉樹の大木が見られる。整備された歩道を一巡すると多数の野鳥のさえずりを聞くことができるほか、地域北側を流れる鱒淵川は、ゲンジボタルの生息地として天然記念物の指定を受けている。イヌワシの生息地として重要な地域であるが、加えて翁倉山頂からは太平洋から奥羽山脈までの景観を楽しめるほか、6つの群落に分けられる豊富な森林環境を有している。概要日本三不動の一つに数えられ、国の重要文化財で、弘法大師の御作といわれる高さ約5mの木造の不動明王が安置されている。奈良時代の神亀3年(726)に、行基菩薩の一刀三礼の作と言われている「福智満虚空蔵菩薩」を本尊として創建された。本尊の左右に安置される大黒天と毘沙門天は弘法大師の作と言われている。837ha第2種57ha第3種780ha概要四季を通じて鳥類が豊富であるが、特に日本を代表する冬鳥の越冬地として学術的にも極めて貴重であり、渡り鳥飛来の湿地帯としてラムサール条約にも登録されている(全国2番目)。鱒淵川の上流馬ノ足から約4kmの範囲が指定されている。ゲンジボタル分布北限地帯の群生地として貴重である。横山にある大徳寺境内の池は、湧水なので四季を通じて水温に変化が少なく、多数のウグイが生息している。これは不動尊のお使いとされ、参詣者から餌を与えられ愛護されてきた。イヌワシは、天然記念物に指定されている貴重な種であり、山岳地帯の断崖の岩棚に巣をつくるのが普通であるが、翁倉山ではアカマツやヒメコマツの巨樹上に巨大な巣をつくっている。個人の屋敷内にあり、直立する巨幹の樹皮に右巻きの、粗くかつ深い割れ目があり人目を引く。主幹は地上7mあたりで伐られているが、樹冠は広く丸みをおび、樹勢は盛んで開花結実する。クリの老木として学術上貴重である。樹高30m、幹周り7.2mで樹齢は500年と言われるが、樹勢は良好である。根元に通称「原田甲斐の首塚」がある。別表のとおり横山のウグイ生息地(国)池および河川敷平筒沼蕪栗沼・周辺水田横山不動尊柳津虚空蔵尊2別表.【登米市指定天然記念物(樹木)】※印は巨樹・古木に指定指定年月日町域備考H13.10.23迫※H14.4.1米山〃〃〃〃H6.8.8石越※〃〃S46.10.8東和〃〃S49.4.18〃〃〃※S46.10.8〃S57.11.24〃S61.5.26〃S51.4.1中田S61.10.31〃※〃〃〃〃※〃〃〃〃※〃〃H17.1.26〃〃〃S51.5.21登米〃〃※〃〃H6.4.1津山〃〃〃〃H15.4.1〃〃〃〃〃H6.4.1〃〃〃〃〃H6.4.1津山〃〃※〃〃〃〃H15.4.1〃H6.4.1〃H15.4.1〃〃〃H6.4.1〃S52.3.3豊里〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃※〃〃H1.9.29〃名称等1山王の桜2武道ヶ崎のカヤ3松壽院のイチョウ4長願寺のサルスベリ5しだれ桜52保手のかやの木53八ヤ森のかやの木54寿崎のけやき49薬師神社の銀杏50山根のかし51金子山の山もみじ45金子山のすぎ46芝崎のすぎ47三条の糸ひば48香林寺の銀杏41音声寺の一位(おんこ)42音声寺の一本杉43石貝・大森家のイチイ44笠松37柳津虚空蔵尊のイチョウ38丸山・千葉家のカヤ39明耕院の榎40記念樹本町・遠藤家のケヤキ33追分の二本杉34柳津虚空蔵尊の杉並木35柳津虚空蔵尊のカヤ36柳津虚空蔵尊のケヤキ29宇南のイチョウ30長谷寺の杉並木31横山神社の杉並木32寺倉・後藤家の這い松25針田の子持杉26横山不動尊の杉27横山不動尊のカシ28大徳寺のイチョウ21足尾神社の榧22若林のもみじ23八幡神社の桂24寺池城跡の松17桜「遮那桜」18桜「南殿の桜」19一位「おんこ」20欅(けやき)8大同桜9万年桜10東昌寺のオンコ11白檀12頼光寺のカヤの木13八幡神社の太郎坊次郎坊の杉14榧(かや)15杉「姥杉」16古木群生林6エドヒガンザクラ7相川のサイカチ3④ 保安林等名称面積等概要備考民有保安林4,193ha(88ha)()は重複指定保安林:内数H19.3.31国有保安林2,310ha現在生活環境保全林54ha整備期間H6~H8森林整備54ha歩道4,450m、車道1,150mH6.11調査報告長伐期施業林1,072ha登米:327.5ha東和:633.4ha津山:110.9haH16各町森林整備計画書⑤ 鳥獣保護区名称面積等概要存続期限伊豆沼(国)特別保護地区1,455ha907ha登米市:603ha〃 :423haH34.10.31蕪栗沼・周辺水田(国)特別保護地区3,061ha423ha登米市:15ha〃 :15haH27.10.31平筒沼(県)280haH37.10.31横山不動尊(県)28haH36.10.31登米(県)254haH37.10.31上沼(県)570haH37.10.31朝田貫(県)480haH36.10.31鱒淵(県)800haH38.10.31翁倉山(県)1,135ha登米市:418haH37.10.31⑥ ラムサール条約指定登録名称面積等指定年月日伊豆沼・内沼登米市:237ha全体:559haS60.9.13蕪栗沼・周辺水田登米市:15h